こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

校長先生と2ケツ

ブラケットを外してリテーナー(保定装置)に変わったユッチ。

リテーナーは食事と歯磨きの時以外ずっと付けておく必要があり、
食後は5分以内につけてくださいと言われています。

 
最初は守っていたユッチだけど、徐々に忘れる事が多くなり、
長時間付けないままという事もたびたびあるのが現状です。

未就学児なら親か保育士さん(保育園児の場合)が常に管理する事が出来るけど
小学校3年生にもなると常に管理することは不可能…

私もポンコツなので休日の食後毎(おやつ含む)に確認する事も完璧には出来ておらず
ふと気が付いて「つけてる?」と聞いたら放置してたり…

 
先々週は朝ごはん後に放置したまま学校に行ったのが2度。

1度目は私が家を出る時に気付いたのでコムギに持って行ってもらったけど
2度目はまったく気付きませんでした。

1度目コムギに持って行ってもらえたのはコムギの出発が遅いから出来た事。
(登校班の班長なのに登校班に間に合わない日がほとんど)

 
2度目のことはまったく知らなかったので帰宅後ユッチから聞いて判明したのですが
なんと、校長先生の自転車の後ろに乗せてもらって取りに戻ったらしい。

校長と2ケツ…
どんな絵面やねん。

 
ユッチの説明がヘタクソすぎて意味がわかるまで時間がかかったのですが
真相を知った時は吹いてしまいました。

校長先生はよく登校中交差点で児童を見守ってくれているのですが
立ち止まってたユッチに「どうしたの?」聞いてくれたらしく
矯正装置を忘れた事を伝えたら自転車の後ろに乗せて家まで取りに行ってくれたらしい。

ちなみに何度か見た事があるけど普通の自転車です。
チャイルドシートは付いていません。

警察がいたら注意されるやつでは…
(地域によるかもしれないけど、この辺はパトカーに見つかるとスピーカーで注意されます)

PTAに関わってるので校長に対してはいろいろ思う事がありますが
(というか、ぶっちゃけ嫌いですが)
年配の方なのにユッチを後ろに乗せてうちのマンションまで行ってくれたのは心からありがたいと思います。

知らない人が見たら「おじーちゃんと孫」だろうねぇ。
 

リテーナーに関しては苦戦しています。
ほんとに忘れる。

いい加減に考えてるわけじゃない事はわかるけど、どこまで真剣に考えているのかも不明。
最近ひどいので、きちんとつけておかないと
「また前の歯並びに戻ること」「大金がムダになること」「がんばったすべてがムダになること」
を何度か真剣に訴えたけど変わりません。

多少忘れたところで完全に元の歯並びに戻るわけではないだろうけど
自覚を持ってもらうためにあえて厳しく言ってます。
そこまで言っても改善しないけど…

 
そもそも後先が考えられないんですよね。
ユッチに限らずコムギも同じですが、「今しなければ後でこうなる」みたいな発想自体ありません。
散々説明してきたけど先の事を考えるのは無理です。

「今」しかない感じ。
この辺に関しては小さな子と変わらんかも。
それに加えて不注意があるのでどうしても忘れるという…
 

そう考えると気づいて焦る気持ちがあっただけよかったのかな。
もしこれがコムギだったらそこでパニックだろうけど、
ユッチはちゃんと校長先生に事情を話せたわけだし
そこは褒めてあげて後はこまめに声掛けをするしかないんだろうな。

「1日ぐらいええやんー」とか言わなかった校長先生にも感謝です。
あのタヌキ、キライだけど。

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

コメントをする

twelve − five =

ページの上に戻る