こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

トイレに籠城

先週金曜日の朝、いつものように子どもたちはダラダラしてました。

もう毎日のことではあるけど、先週は特にひどく
登校班に間に合わなかった日も2~3日ありました。

 
金曜日はコムギが特にひどくて出発の時間になっても歯磨きや洗面は終わってないし
靴下も履いてない。

まだ出れる状態じゃないのにユッチが待ってあげてる感じだったので
私はユッチに「待ってやんと先行きや」と声を掛けたのですが
この言葉がキッカケで若干めんどくさいことになってしまいました。

 
「いじわる!何でそんないじわる言うん!」と怒り出し、余計用意をしようとしない…

いや…
どこが意地悪やねん、と言いたい。

普段ユッチを待ってあげずに先に出たりするのに
自分は待ってもらわないと気が済まないのか?

待ってあげないどころか得意気に先に出るくせに自分勝手すぎる。

ある程度ちゃんと動いてて用意が遅れてるのなら「先に行け」とは言わなかったと思います。
でもパジャマのまま長時間ソファでダラダラしてたコムギを待つユッチを見て何か違うよな…と。
普段ユッチを待っててあげるわけでもないし。

 
そんなわけでユッチを先に行かせたのですが、
コムギはまた「いじわる!いじわる!」と言い続けてトイレへ…

最初は普通にトイレに行ってるだけだと思ったけど
しばらくして私の出発時間になっても出てこないのでおかしいと思ったら籠城してました。
もちろん声を掛けても完全にシカト。

 
これ、放置して出社したらまた「コムギくん学校に来てないんですけど…」って先生から電話が掛かってくるやつやん。
ただひたすらうずくまって動かないやつやん。

ユッチが家を出た時にダッシュで用意してたら追いつけたのに…

「もう間に合わない」という状況になるとコムギは自分から動けないので
これはもう私が送っていくしかない。
とりあえずトイレから出てきてもらって用意をさせやんと!

まぁ、この時点でどれだけ急いでも私は遅刻確定だけど…

 
この時ふと思い出しました。
うちのトイレのドアは鍵が壊れてるんだった。
鍵をかけても普通に開閉できるんだった。
こっちから開けれるやん…

で、ドアを開けたらコムギは床にうずくまって丸くなってました。

「送ってあげるから出ておいで」と言うとノソノソと動き出して無事送り届ける事に成功。
私の遅刻を除けばいつも通りの1日が始まりました。

 
ちなみにコムギにはおかしいだろうという部分はきちんと説明してます。

・自分は待ってあげる事はないのに先に行かれるのがイヤというのは自分勝手よね?
・動こうとせずダラダラしてる人間を待ってあげる気持ちにはならないよね?

という部分。

コムギは冷静であればユッチよりよっぽど話は出来ます。
10歳になった今はきちんと納得して「そうやな」と認める事も出来ます。

でも感情に支配されると無理なんですよね…
これが一番の問題。

 
でもこちらの接し方次第で切り替える事が出来るようになった部分は成長なんだと思います。

というか、キッカケが必要なだけなんだろうな。
ひっこみがつかない、遅れてるからもう行けないという極端な思考になってるだけで
キッカケを与えてあげれば動ける。

とはわかってても、理想通りにいかないのが現状。
自己中すぎる言動を目の当たりにするとやはり受け入れられないしね…

 
これからどんどんややこしい年齢に差し掛かると思うとおぞましいけど
せめて落ち着いてる時に話をきちんと聞ける部分はなくさないでほしいと思います。

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