こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

サンタ制度廃止

今年度より我が家はサンタ制度を廃止いたしました。

これまでは子どもたちが寝静まった頃にクリスマスツリーの根本にプレゼントをセッティングしてましたが
今年からはもうやりません。

 
廃止した一番の理由はプレゼントの隠し場所がないことです。

うちは2LDKのマンション住まいなのでクローゼットがふたつあるのみ。
ひとつは寝室のウォークインクローゼットでそこそこ収納力があります。
もうひとつは子ども部屋の小さなクローゼット。

ユッチが小学生になるにあたって倉庫と化してた部屋を子ども部屋にしたことによって
その部屋のクローゼットは子どもたちのものでいっぱいになりました。

子どもたちが自由に開閉する場所でもあるので
プレゼントを隠すことはできません。
そもそもそんなスペースもないですが…

 
もう一方の寝室のウォークインクローゼットはプレゼントを入れるスペースはあるけど
子どもたちが大きくなった今、このクローゼットは子どもたちも使用します。

なので、隠す場所としては使えません。
丸見え。

という事で、物理的にむずかしくなったのが何よりの理由です。
車があれば隠せるけど、うちは車もないしなぁ。

でも子どもたちはサンタさんからのプレゼントを熱望しています。
10歳のコムギは本気で信じてるのか不明だけど、ユッチは確実に信じてる…

 
で、子どもたちの夢は壊さずサンタは母だと伝える方法はないかな…とネットで調べると
便利な時代なのでいろいろなケースが出てきました。

一番目にしたのはサンタからと装った手紙を渡すもの。
内容は主に「小さい子たちにプレゼントを配るのが忙しくなって~」「だからパパとママに頼む~」みたいな感じ。
外国語で書くと尚ヨシだそうで…

いや、これムリ。
私そんなキャラじゃないので鳥肌すら立つ…
こういう演出が大嫌い。

それに4年生のコムギはすでに疑ってる可能性も高いので白々しいにも程がある。

 
更にいろいろ調べてると、一般的にイメージされる「全世界の子どもにプレゼントを配って回るサンタ」はいないものの
公認サンタクロースというものがあって条件や試験まである事を知りました。
そういう協会もあるそうで。

なんじゃそりゃ。

ということは、サンタは実在するのは事実。
よし、これだ!

 
ということで、あっさり子どもたちに暴露しました。
今までは母がサンタだったと。
でもサンタさん自体は存在するし、試験まであるらしいよ!と。

ただ、よそのおうちにはサンタさんが来てるかもしれないので
うちの事情は友達には言わないほうがいいという事を伝えました。

 
サンタ制度は廃止したものの、プレゼントをあげれないわけじゃないので
「今年はおかあさんと一緒に買いに行こうな」と言ってます。

もう年末なのにまだ買ってないけど
「欲しいもの考えときや~」とワクワクさせております。

 
ちなみに私自身はサンタさんを信じてた時期というものがありません。
テレビの中の世界という感覚です。

小学生の時に一度だけ父親からクリスマスプレゼントをもらった記憶があるけど
それ以外は記憶にないし、クリスマスパーティーをした記憶もありません。
朝起きたらプレゼントが置いてあった経験ももちろんナシ。

なので、そもそもサンタに夢を抱く気持ちすらわからない人間です。

 
子どもたちの夢を壊してしまったのかもしれないけど
近い将来いずれわかることだし、子どもたちはプレゼントをくれるのが誰であれ
もらえる事自体を喜んでくれてるので問題なさそう。

これでようやく隠し場所に悩んだり
バレないようドキドキするストレスからも解放されてホッとしてます。

これからは一緒に選んでいこう。

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