こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ひさしぶりの吸入器

コムギが退院する時、看護師さんに「吸入器持ってる~?」と軽いノリで聞かれました。

持ってるには持ってるけど、購入してから6年半近く経ってるし
ここ数年は出番がなかったので動くかどうかは不明。

てか、ACアダプターが断線して動かなくなったので
ビニテを巻いてなんとか動いてたぐらい瀕死のもの。
角度によっては止まります。

 
なので、持ってるけど動くかどうか怪しい事を伝えました。
退院時の薬の処方の都合で質問されたようですが
そう答えたその場で渡された薬の袋の中には吸入器で使用する薬が…

吸入器を持ってるという前提で処方箋出されてたのかい。
喘息っ子は吸入器を持ってて当たり前なのかな?
まわりにいないからわからないけど…

 
うちが吸入器を購入したのは
予防薬の吸入ステロイド(パルミコート吸入液)を使い始めたのが1歳で
年齢的にスプレータイプや粉末タイプが適さなかったからです。
(厳密に言うとスプレータイプは補助器具があれば使えるけど)
発作時の為ではありません。

もし、もう少し大きくなってから発症してたら買ってないと思う。
蒸気を出すだけのタイプとは違って薬剤用のネブライザーは高いです。
一応医療機器という分類になると思うけど、
ただ喘息だというだけでは助成もありません。

 
喘息を知らない方にとってはややこしい話になりますが
喘息の薬は大きく分けると「発作を予防する薬」と「発作を治す薬」があります。

私がよく書いてる「吸入ステロイド」は「発作を予防する薬」です。
(パルミコート、フルタイド等)
そして発作時にする吸入は「発作を治す薬」です。
(メプチン、ベネトリン等)
発作時の薬は心臓に負担があるらしく、
自宅での使用は一定時間空けるように言われてます。

 
コムギが毎日使ってきたのは「発作を予防する薬」で
今回処方された吸入の薬は「発作を治す薬」ですが
大きくなったコムギは予防の薬は吸入器不要の粉末タイプを使ってたので
吸入器の出番が長らくありませんでした。

でも発作時用の吸入薬が家にあれば安心ではあります。
今回みたいに吸入が効かない発作ならどうにもならないけど
小~中程度の発作ならかなり改善されるし。

 
そんな流れでひさしぶりに出してきた吸入器!

 
思いの外いろいろ劣化してました。
そりゃそうだよね。
6年半だもん…

チューブは黄ばんでて、肌に触れる柔らかい素材の部分はベタベタしてる。
でもそれは乳幼児用のマスクだったので
付属されてた大きい子~大人用のマウスピースを出してみると
まだ1度も使った事がなかったので何とかキレイでした。

写真に撮ると黄ばんでる色合いは写らなかったけどチューブは黄ばんでます。
一目で「古い」という事がわかります。
で、ACアダプターはビニテを巻いてます。

 

そしてドキドキしながらいざ電源ON!
 

普通に動きました。
角度によっては止まるので断線の影響は大きいけど
本体の動作は問題がなさそう。

でもチューブが黄ばんでるのはいいんだろうか。
いや、いいという事にしよう。
てか、ビニテを巻いてる状態でショートしないのかな…

 
一見しょうもない部品だけど買い替えるとなるとけっこうなお値段。
アダプターなんて8000円以上するっぽい。

吸入ステロイドを再開したら発作は出ないと思うので吸入器の出番はなくなります。
でも「万が一」を考えるといつでも使えるようにしたいのも正直なところ。
ユッチも最近風邪を引くと軽い喘息のような症状が出るので使えるなら助かります。

断線くらいなら修理出来そうなのでこの機会にちゃんと修理しよう!

昔は配線関係の工具や部品を揃えてたのですが
車上荒らしに遭った時に捕られてしまったので新たに買い揃えようと思ってます。

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