こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

絵日記の書き方がわからない

昨晩、新学期が始まる前夜。
「絵日記の書き方がわからーーーん!」とコムギが焦ってました。

12月の終業式の日、学校終了後から夕方まで「いきいき」で過ごしたコムギは
「冬休みの宿題全部終わったー!」と言ってました。

冬休みなので宿題自体は少ないものの
まだ冬休みに突入してないのにこの時点で算数や国語の問題はすべて終わってました。
「コムギにしてはなかなかやるやーん」と思ったのも本音。

残るのは歯磨きのチェックや絵日記や読書や食べた冬野菜の日付を書くところで
1日で終わらない部分だけでした。

 
この感覚がコムギにとっては「もうやる事はない」となったんでしょうか。

出来てない部分について何度か声を掛けたけど記入しようとせず
結局始業式前夜になってしまいました。

 
そして前日になって突然勃発した「絵日記の書き方がわからん!」問題。
絵日記は夏休みの宿題でも出てたのでまさかそうくるとは…

散々言ってきたのにやろうとしなかったので親身になる気にもなれず
「絵と日記を書くだけやん」と言いつつ様子を見てました。

「夏休みにも書いたやろ?」という助言はしたものの
「わからん!どうやって書くん…」とコムギ。

正直、私には「わからん」という事がわからん…

 

絵日記です。
絵と日記を書けばいいだけで、それぞれわかりやすいスペースがあるわけです。

 
しばらく様子を見てると、教科書を開きながら書き始めました。
教科書を覗くと絵日記の例が…!

まじ?!
困った時に癇癪を起さず自分で解決してる!
ちょと感動した瞬間でした。

「わからん!」とキレるだけじゃなく
教科書に例がある事を思い出したって事ですよね。
えらい!

でも結局「絵の描き方がわからん」とそのまま放置し、
中途半端なまま新学期を迎えました。

コムギは絵を描くのは好きだけど
課題を与えられるとわからなくなるんでしょうか。

「好きなように描いていいねんで。思うように描いてみ?」と言ったけど
「描き方がわからん!」と言ってました。
描き方なんてないし、いつものように好きなように描けばいいのに…

ちなみに絵は特別うまくもないけど、
ニガテでもなくヘタクソでもありません。
描くのは好きなほうです。

 
得意な部分はさっさとやるけどめんどくさい事は先延ばし。
言ってもやらんし、キレるだけ。

これはきっと中学、高校と、学生である限り続くんだろうなーと思います。
日常のルーチンでさえきちんと出来ないコムギなので
宿題を本気でやらせようとすると親子関係は最悪な事になります。

宿題をチェックしてきちんとやらせる事を
親の義務だと考える人も多いと思うし、私もそういう意識は一応あります。

それが出来るに越したことはないと思います。
でも親子関係を優先してあえてスルー。
声掛けはするけど「何がなんでも」はしないようにしてます。
(担任の先生には説明済み)

 
ある意味諦めの部分もある宿題ですが
困った時に自分で解決してた事は素直に嬉しかったです。

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