こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

肝心なことは言えない

朝6時、コムギのメソメソ泣く声で目が覚めました。

あぁ、こりゃ漏らしたな~とすぐにわかったけど
あえて気付かないフリをして声を掛けない事にしました。

その理由は、明らかに「どうしたん?」って聞いてもらうのを待ってる感じで
こっちを伺いながら泣いてるのがわかったから。

 
コムギは普段相手の状況お構いなしにしゃべりかけてくるのに
なぜか肝心な事は伝えられません。

「そんな話誰も興味ないよ…」という事はガンガンしゃべるのに
何かわからない事があった時や伝えなければいけない時は
たった一言で済むような事でも言えなかったりします。

でも「どうしたん?」とまわりから気に掛けてもらえるのは小さいうちだけ。
大きくなってからの「気付いてくれアピール」はうざがられる原因にもなる。

ただ、外での事はコムギにとって簡単な事ではないので
段階を踏んで出来るようにしていこうと思うけど
家の場合は甘えからくるものが多いので話は別。

「気付いて?見て?困ってるよ?」みたいな感じなので
完全に突き放す形で放置しました。

 
結局、40分泣き続けて「コムギ、パンツ濡れてるよ?」と
やっと自分から言葉が出ました。

言えた事はよかったけど「漏らしてしまった」とか「濡れちゃった」という報告ではなく
「濡れるよ?気付いて?」という感じの言い方。

朝6時に起こされて長時間泣き声を聞かされてたし
途中でパンツも脱いでお尻丸出し状態でアピールしながら泣いてたのでイライラもしました。

そこまで出来るのに、なぜたった一言の報告や質問が出来ないんだろう。
行動でアピールするより言葉のほうが早いのに…
ほんとに理解できない。

 
言いたい事があるなら言葉で伝える事。
気付いてもらうのを待ってたらあかん事。
言葉で言わないと誰にも伝わらない事。

と、これまで何度も説明してきたけどなかなか変わらないもんですね。

 
ちなみにコムギは普段ガンガンしゃべるので、
困った時に発言出来ないというタイプには見られません。

たぶん誰にも気付かれてない一面だと思うし
もし私がそう説明しても「うっそ~(笑)」と返ってくると思います。

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

コメントをする

twenty + sixteen =

ページの上に戻る