こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

突拍子もないユッチの将来の夢

先週だか先々週だか忘れたけど、4年生のユッチが突然「産科の医師になる」と言い出しました。

我が子が突然そんな事を言い出したら普通親はどう思うのでしょうか…
喜ぶ?応援する?学費を心配する?

私は「は…?」でしかありませんでした。

何血迷ってん、みたいな。
誰がどう見てもユッチはそういうタイプではないし、
誰よりも運転(重機等の操作も含む)と医療には携わってはいけないタイプ…

 
親としてひどいと思われるかもしれないけど
不注意全開のユッチは人の命が危険に晒される可能性がある仕事はしてはいけないと思っています。

そもそも学費も払えないし。
私立の医学部なんて数千万って言うし…

 
まぁでも子どものいう事はコロコロ変わるのでその時は適当に「そっか~」と流していました。
やりたいという事は否定したくないし、数日経ったらまた違う事言ってんだろうなーと。

詳しく聞くと私が所有する単行本の「コウノドリ」を読み漁ったみたいだし、
そこから影響を受けたんでしょう。
「意味わかるん?」と聞いたら「わからん」って言ってたけど…。

「わからんのかい!」と突っ込んだけど
数ヶ月に渡ってずーっとコウノドリを読んでます。
わからんマンガを読んでておもろいのか…?
それとも実はある程度理解してるのか。

 
てか、体操の選手(主に鉄棒)になりたいって言ってたのにいつから医者に変わったんだろう。
現実問題体操の選手になるのはむずかしいけど、
ユッチは体操が大好きなので体操の先生になるという道もあります。
自分より下の子の面倒を見るのも好きなので向いてると思ってたし。

 
そしてそんなやりとりがあったことも忘れていた数日前、
録画していた仰天ニュースを晩ご飯の時に見ていたら目が黄色くなっている男性が出てきたのですが
ユッチが「黄疸!」と。

「え、黄疸とか知ってんの?」と聞いたら肝臓がなんたらかんたらと説明し出しました。
正直びっくりです。

アホでサルというイメージしかないユッチ。
親としてひどい言い方だけど決して悪い意味というわけではなく
元気で活発で女子っぽさゼロでとにかく元気で元気で…

いや、ディスってるとしか言えないか。
(でも我が子は大事です。大好きです。)

 
「いや、びっくりしたわ。何でそんなん知ってるん」と言うと
「だから産科の医者になるねんって!」と。

まじで言ってたのか。

いや、それはそうとして産科と黄疸の繋がりがよくわからん。
いや、新生児黄疸との繋がりか?
いや、そんな細かいことユッチは知らんか。
いや、コウノドリにそんなエピソードがあったのか?
(細かいことは覚えてません)

新生児の黄疸は普通によくあることなので、私的には成人の病気での黄疸とはそもそもイメージが違うけど…

 
ちなみにうちはコムギが新生児黄疸で一緒に退院出来ませんでした。
新生児の黄疸は光線治療をするだけの事で特に心配するものではないけど
搾乳した冷凍母乳を届けるのはめんどくさかったし
第一子だったので一緒に帰れなかった事を寂しく思った記憶があります。

入院計画書には「高ビリルビン血症」と書かれていました。
今改めて写真を見ると確かに黄色い。

GCUに入る前の無補正の写真です。
皮膚だけじゃなく目も黄色いですね。

でも初めての子って比較対象がないからわからないんですよね。
この時は「赤ちゃんってこんなもんじゃないの?どこが?」って思ってたけど、今見たら普通に黄色い。
てか、赤ちゃんは赤いから赤ちゃんなのであって黄色いわけないんですが。
(実際は見た目の色ではなく血液検査の数値で判断しますが)

写真って撮影した環境によって色味が変わるけど
私の手の色と比較するとやっぱり黄色いなーと思います。

でもなぜかこの時はヘンだと思えなかったんですよね。
今見たら明らかに黄色いですが。

どうでもいいけど、この薄い唇は元旦那ゆずりです。

 

黄疸で懐かしくなって話が脱線しましたが
今後ユッチの希望は変わるんでしょうか。

現時点では命に関わる仕事や事務作業には向かないので体操の先生が一番ぴったりだと思ってますが、結局は本人が選ぶ事。
基本子どもがやりたいと言ったことは否定せずに応援する方針ではいるけど
(お金の問題は別として…)
発達障害の特性がある子たちなので、明らかに向いていない職業を目標にした時どうするべきか…と思います。

職業以前に運転免許も取るべきじゃないとすら思ってるほどで…

ユッチは不注意な部分。
コムギはすぐキレて衝動的な行動に出る部分。

それぞれ違う意味でハンドルを握ってはいけないタイプだと思っています。

 
将来の仕事なんてまだまだ先の事で現実味はないものの
一瞬の気の迷いかと思った「産科医」をあの気分次第のユッチが数週間持続してる事に驚いて
もし「向いていない職業」「経済的に無理な職業」を目指した時どう対応するべきか考えてしまいました。

でもやっぱり反対はしたくないな。

特性については今後思春期を迎えて自覚していく部分もあると思う。
自覚してどう思うのかはわかりません。

でも経済的な部分はやっぱりどうにかしてあげたいのが親の心境。
子どもに経済的負担を負わせたくないです。

元旦那はアテにならないので副業を考えるべきか…

 
子どもが小さいうちはいうほど大きな出費はないけど
今後の学費を考えると母子家庭の厳しさを痛感します。

 
ユッチが発した突拍子もない発言で思わず「もしも…」を連想して
考え込んで現実的な事を考えてしまいました。

でも非現実的な話ではなく、学費という現実的な問題は数年後ぶち当たるんだと思います。
ムリであれば奨学金を…と思ってますが、できれば避けたい部分。
でもないものはどうしようもなく…

それを回避する方法はいろいろ考えるものの低賃金の正社員である以上限度がある。
独立するほどの技量もないし…

悩ましいです。

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「突拍子もないユッチの将来の夢」へのコメント

  1. 私学の医学部は、そこの病院で何年か?勤務する事を条件に、無料で行けるって聞いたことあるよ〜。うちも、3歳から今もずっと将来医者になるって言い続けてる‌
    だから、そうなるなら無料で行ける大学へ…行っていただけると…と思ってるけど‌
    国立でも医学部ってめっちゃ高いよな

  2. >彩音

    まじ?‌
    いや、うちはたぶんすぐ気が変わる(笑)‌
    あの子に医者なんて無理過ぎる!‌
    性格的にも無理やし、国立合格なんて宝くじが当たるより確率低いと思う…‌

    でも彩音の娘ちゃんは小さい時から知的な感じやからあり得ると真剣に思う。‌
    いや、今も小さいけど…‌
    まじめな話、自分の意見をしっかり持ってる子やと思ったから。‌

    近大医学部の学祭に何度か行ったことがあるけど‌
    内視鏡体験や縫合体験をさせてもらえるからおもろいよー。‌

    コロナ以降どうなってるかわからんけど、‌
    彩音の家から車で簡単に行ける距離やと思うからぜひ行ってみて!

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