こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

支援級の子に対して

最近はもう学校にお迎えに行くことがなかったのですが、
今日はユッチの矯正歯科予約日だったのでひさしぶりにお迎えに行きました。
(矯正歯科は家より学校のほうが近い為)

そしたら廊下ですれ違った時に「さよなら!」と元気に挨拶してくれる男の子がいました。

学年によって下駄箱の場所が違う事と外で自転車に乗せる準備等がある為
何度か顔を合わせたのですが、そのたびに「さよなら!」と明るく挨拶してくれる。
いや、同じ場所にいても何度も言ってくる…

おそらく発達に問題があるんだろうと感じる雰囲気だったけど
新1年生なのか小さくて元気に挨拶してくれる姿はとてもかわいい。

 
ユッチを自転車の後ろに乗せて出発してから「今の子何年生?」と聞くと「新1年生」とのことでした。
どうりで男の子にもママさんに見覚えがないはず。

で、「1年生か~。かわいいなぁ」と返事したのですが
返ってきた言葉が「でもあの子○○(支援級の名称)やで。」でした。

ん??
それは差別的な意味?

 
うちの学校は私の知る範囲では支援級だからといって差別されるような雰囲気はありません。
すべてを知ってるわけではないのでゼロではないかもしれないけど
少なくとも私が関わっている子たちの間では単純に「あの子は勉強が苦手やねん~」という程度で
蔑むわけでもなく差別するわけでもなく区別すらしてません。
気が合う子なら上下関係もなく普通に仲良く遊んでいます。

小人数のせいか、私の子ども時代では考えられないくらいアットホーム。

まぁ、感情が抑えられない子に対してはガンガン愚痴るけど
それは支援級だからとかではなく、個人の行動に対して言ってるだけというか。

今までがそんな感じだったのでユッチの発言に思わずピクッと反応してしまいました。

 
でもユッチがどういう意図で「でもあの子○○(支援級の名称)やで」と言ったのかがわからなかったので
「○○(支援級の名称)とか関係ないやん。あんなに元気に挨拶してくれてめちゃかわいいやんー」と軽く返してみました。

そしたら「いや、関係はないねんけどな、あの子な、暴力してしまうねん。ユッチと同じやねん。ユッチと同じタイプやわ~」と言ってきました。

あ、どうやら差別的な発言ではないっぽいな。
「あ、そうなん?ユッチに似てるんかー」と返すと
「そうやねん。ユッチみたいにパンツ見せたりもするねん♪」と。

パンツっ…

1年生男子ならまだかわいい。
4年生女子はやめてくれ!!!

コムギも低学年の頃に「いきいき」でちんちん出してたな…

さすがに今は外ではやらないけど、ユッチもそのうち成長してくれるんだろうか。
4年生になった今も他人にパンツを見られる事が恥ずかしいという気持ちはありません。

コムギがちんちんを出してたのは2~3年が最後だったと思いますが
6年生になった今はもちろん人に見せないし
ユッチが何も気にせずパンツ丸見え状態を作ってる事に嫌悪感があるようです。

家では全裸で踊ってますが。

 
話は戻って…
「そっか、同じタイプやな~」と返事すると「そやねん~」と言ってたので
どうやら支援級の子を蔑んでるわけではないようです。
それどころかパンツで親近感を抱いていたという衝撃…

同学年ならいいけど、ユッチは4年生だからね、
更に女子だからね…と言いたい。

 
私の子ども時代が「人と違う部分がある子」に対してほんとに辛辣だったので敏感になってしまったけど
そんな心配はまったく不要だったようです。

更にいろいろ会話をしていると「自分には人と違う問題がある」と自覚しているように感じました。
ブログにはまだ書いてませんが、コムギには少し前にアスペルガーであることを告知しました。
でもユッチにはまだ何も話していません。

ユッチは正式な診断がないので一般的に言うと不注意優勢型ADHDのグレーゾーンの域ですが
薄々「何かある」ということは気付いてるっぽいです。

ユッチの行動自体は子どもっぽいけど、
コムギと違って年相応の部分やそれ以上に鋭い部分もあります。
ユッチにもそろそろ話をする時期なのかな。

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

コメントをする

sixteen − 8 =

ページの上に戻る