こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

めんどくさい1分間スピーチ

先週の話ですが、夕方晩御飯を作ってるとコムギがユッチに怒鳴り始めました。

「一緒に遊んでよ!」
「遊んでって言ってるやろが!!」
「いいやんか!遊んでって!!!」

遊んでほしいのか…
でもそんな言い方をされたら余計遊びたくなくなると思うけど。

 
ユッチはソファに寝ころびながらテレビを見てるので
コムギと遊ぶ気分ではなさそう。
(というか、お昼寝をしてないから眠い)

それでもコムギはしつこく誘う。
誘うというか、怒鳴るというか、かなり強引。
思い通りにならない事にイライラして声も大きくなっていく…

と思ったら、突然ユッチが泣き出しました。

 
何かされたな…と一瞬でわかる泣き方。
ごはんを作る手を止めて様子を見に行くと、コムギがユッチをつねったらしい。

一緒に遊びたくない時だってあるし、1人で何かやりたい時もある。
その時のユッチはそもそも眠くて何もする気が起きなかった。
何より人にものを頼む言い方じゃない。

 
今は諦めるようコムギに言うと
「だって、1分間スピーチ言わなあかんねんもん!」と。

詳しく聞くと、日直は「楽しかった事」をテーマに1分間スピーチというのをしないといけないらしく
コムギは翌日が日直なので1分間スピーチの題材づくりの為にユッチと遊ぼうとしてたらしい。

それは兄弟で遊ばなあかんの?
前の日の事じゃないとあかんの?

と聞くと、「わからん」と言う。

という事は、特に細かい決まりはないと思うので
別の出来事を提案してみました。

 
そしたら「いやや!それじゃあかんの!」と怒って突然ワーッと泣き出しました。

 
それ泣くとこなん?
無理矢理気持ちを押しつけて遊んだって楽しくないわ。
でも「これだ」と一度決めてしまったら曲げられないんだろうな。

一通り吠えるとコロッと気持ちが切り替わって歌い出したので
一体何なんだ…と溜息が…
情緒不安定な思春期女子か。

 
結局ユッチが少しだけ遊びにに付き合って
コムギはその事を一分間スピーチの題材にしたようで
翌日の帰り道で満足気に話してました。

思い通りにいかない時は散々わめいておいて
いざ思う通りになったらお礼を言うわけでもなくコロッと上機嫌。

何だかなぁ…

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