こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

初めての児童精神科、後編

「初めての児童精神科、前編」の続きで後編です。

これもサーバーの復旧を待ちながら書いたものなので
「今日」の部分は「昨日」という事になります。

 

児童精神科の先生はすごくいい先生でした。
うまく言えないけど、保育所の先生や区役所の相談員さんや心理士さんとはまた違った感触。

コムギと少し接しただけで性格をズバッと見抜いたのもびっくり。
子供との接し方も独特だと感じました。
良い所も悪い所もひっくるめて子供自身を見てる感じ。
(うまく説明できないので細かい部分は省きますが)

 
これまでの状況を聞かれたり、今の状況を説明する以外にも
先生がコムギに指示を出して動作させてみたり
アレコレやりとりをしたりと何らかの検査だと思われるものもありました。
(目的は不明)

やはり発達に遅れはないとの事。
不器用さもなし。(むしろコムギは器用なほう)

希望してた発達検査の件は、幼児用とは別に小学生用の知能検査というのがあるそうで
小学生になってからそっちを受ける事になりました。

 
今は「自閉症」「発達障害」「アスペルガー症候群」というように分けて使わず
まとめて「自閉症スペクトラム障害」と呼ぶようになってるそうで
その事が書かれた紙をもとに説明を受けました。

どこかでそんな話を目にした事はあったけど
従来の自閉症とアスペルガーが同じ呼び方なんてかなり違和感。
根っこの部分は同じかもしれないけどタイプはぜんぜん違う気がします。

コムギは「軽度だけど自閉症スペクトラム障害の中にいる」という話でした。

診察時間はたぶん35分くらいだったので
すべての内容を細かく記憶してるわけじゃないけど大まかにはそんな感じ。
小学校への説明は「良い部分も伝えてあげて」と言われました。

 
という事でまた今度受診します。

細かい質問がたくさん書かれてる問診票みたいな冊子を2つ渡されたので、次回までにそれらを記入。
保育所での様子を細かく伝える事になると思います。

 
終わったのはお昼過ぎだったので、帰りに2人でランチしました。
ふと思えばめったにない機会。

コムギはユッチがいると調子に乗り過ぎてしまうけど
今日は私と2人だけなので落ち着いてました。

なんていうか、「人と人だった」という表現がぴったり。
普通に会話したり、希望を聞いてお店を決めたり。
いつもは「ヤンチャな犬たちとキレる調教師」的な感じなのでかなり新鮮。

普段子供たちに希望を聞こうもんなら意見が合わなくてケンカが始まるし
コムギは自分の意見を貫こうとして癇癪を起こすので
平和に事が運ぶ事なんてめったにありません。
(最後はだいたいユッチが気を聞かせて譲るパターン)

そういえば、診察の時は人見知りしてたコムギだけど
調子に乗りすぎるタイプだという事は先生にしっかり見抜かれてたな…

 
で、帰り。

お腹もいっぱいになって緊張からも解放されて気が抜けてた私は
家とは反対方向の電車に乗りそうになりました。

乗らずに済んだのはコムギのおかげ。
列に並んでたら「え?そっちから来たで?」と。

あまり来る事のない駅なので「何でわかったん?」と聞いたら
「だってここで降りたやん」と素で返されました。

しっかりしてきたな…
母は退化していく一方です。

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