こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギ、一時保護から帰宅

コムギが一時保護されてからブログには何も書いていませんでしたが
4月21日、1ヶ月の一時保護を経て帰宅しました。
→一時保護された時の記事はこちら

 
何度か面会して担当者さんとも話をしましたが
私も旦那も正直な意見を言うと帰宅に反対、というか消極的でした。

一時保護は2回目ですが、前回は何も変わらなかったし
口では良い事を言うけど家に帰れば3日と続かない。

毎日の「やるやる詐欺」に何度も裏切られて夫婦ともに疲弊してしまっている状態。
コムギが何を言おうが申し訳ないけど信用度はゼロ。
その辺は担当者さんも理解してくれていました。

ユッチの時と違ってコムギには怒りもあり
保護当時当分は会いたくないと思う程ハラが立つ気持ちを抑えきれませんでした。

面会で会っても「早く帰る為にまた都合のいい事を言ってるな」という目線でしか見れず
コムギが離席した後は施設を打診しました。
そうでもしないと変わらないと思ったからです。

 
ただ、施設というのはそう簡単に入れるわけではなく
ユッチのケースでもかなり厳しかったそうです。
施設に入るまで時間がかかったのはそういう理由らしい。

ユッチの場合は非行の問題があったから何とか入れたけど
コムギの場合は無理とのことでした。

そのまま一時保護延長という手もあったのですが、問題は修学旅行。

修学旅行だけは行かせてあげたかったし、
本人も行きたがっていました。

一番仲の良い子と同じクラスにしてくれたらしく
(本当は言ってはいけないことだけど)
修学旅行の乗り物の席や班も一緒、ホテルでは通常4~5人で1部屋だけど
相手の子にも障害特性がある為コムギと2人部屋にするという配慮までしてもらってました。

 
でも集合時間が朝の5時。
児相の方は始発もなく対応できない、
私が車で迎えに行くとしてもその時間は対応できない、
前日家に一旦帰宅すると「自宅で過ごせる」という判断になり
そのまま帰宅することになるということでした。

 
修学旅行を諦めるか帰宅させるか…
私たち夫婦は帰宅に消極的だったけど
何度かの面会を経て「ちょっと信じてみてもいいかな」という態度に変わってきた為
修学旅行前日に帰宅させる選択をしました。

その後のコムギは毎日学校に行き、
家での約束事も守っています。

オンラインゲームも本人の意思ですべてアンインストール。
こういう事態になったのもオンラインゲームの影響が大きいと自覚しているようです。

特性上片付けを忘れることがあるのは仕方がないけど
声をかけると反抗することもなく「あ、ごめん!」とすぐ片付けるようにもなりました。

これがどこまで続くかわかりません。
でも帰ってきて10日、今のところは問題なく過ごしています。
昼夜逆転も治っています。

あれだけコムギにイラついていた旦那も今のところは
コムギの事を気に掛けるようになりました。

難しい年齢なので今後もいろいろあると思いますが
私も接し方に気を付けるようにして見守っていきたいと思います。

 
余談ですが、修学旅行の準備は難航しました。
どうなるかわからなくて直前に準備を始めた私も悪いですが、
行先が沖縄なので水着やラッシュガードやビーチサンダルが必要なのに
不登校でスクール水着は持ってないし、ビーチサンダルはサイズアウトしていて履けず。

時期的に水着が見つからず、スポーツ用品店に行ったらあったものの
前年の売れ残りしかなく、かろうじて水着だけ手に入りました。

幸い私のラッシュガードは黒だったのでそれを持たせ、
ビーチサンダルは私も持ってないので私のマリンシューズを持たせました。

 
そして当日朝、まさかの学ランのズボンが小さい事が判明。
丈は伸ばせるように作ってあったけど、ウエストがお腹を引っ込めないとフックが引っかからないという…

入学時はチビでベルトをしてもウエストがぶかぶかだったのにいつの間に…
決して太ったわけではなく今でもかなり細身です。

ただ、一時期ユッチに身長を抜かされていたのに
今では私の背を越してしまったから良いことなんだけどねぇ。
買い替えるとなると高いので悩ましい。

 
そういえば、一時保護所を出た時靴も入らなくなっていました。
(一時保護所では一切私物は使用しません)

車で迎えに行ったので帰り道にスーパーで靴を購入したけど
25.5cmになっててびっくりしました。
男子の成長期ってすごいですね。

体育祭が近いらしく張り切ってるので
無理をしない程度にがんばってくれたらと思います。

 
修学旅行はすごく楽しかったそうです。
よかった。

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