こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

中学校支援学級見学、説明&質問編

「支援学級見学、授業編」の続きです。

2時間目は全員で会議室みたいなところに移動して
説明と質問等が行われました。

 
私が一番気になっていたのは成績のこと。

ユッチは高校進学を希望している。
でもネットで見る限り中学校の支援学級は成績が付かない地域もある。
成績がつかなければ普通の公立高校には進学できない…

ユッチはあれだけつまらなさそうに1時間目の授業を見ていたのに
移動中「〇〇学級がいい」と支援学級を希望していることを伝えてきました。

 
で、問題の成績については一応付くとのこと。

学校に通っていてテストを受けて宿題をしていれば
「1」が付くことはないという話でした。

でもだいたい2~3になるらしい。

ひっく!!!

そして基本は国語・数学・英語の3教科取り出しのみ。
その他は普通学級で過ごすそうで
「国語のみ」とかの指定はできないとの事。

やっぱり支援学級って勉強につまづいてる子のためのものなんだね…

勉強にはついていけるけど普通学級だとしんどい子ってほんとに居場所がない。
ユッチを支援学級に移すのも中々理解を得る事ができなかったし
知的障害だけが困りごとじゃない。
特に女子の不注意型ADHDって表立ってわかりにくい。

 
いろいろな説明があった後は質問の時間。

いくつか質問をする保護者もいましたが、
私は「成績4以上が付くことはないのか」という疑問を聞けずにいました。

健常児親と障害児親に壁があるように
障害児親同士でも壁があることはわかっています。

重度障害児と軽度障害児の親同士はわかり合えないと思うし
たとえ軽度でも知的障害があるかないかでも違ってくると思います。

うちみたいに一見何の問題もないように見える上
IQが高めで勉強面でも問題がないというタイプは
他の保護者にも教職者にもなかなか理解してもらえません。

長らく悩みました。
理解してくれるのは児童精神科の先生と児相くらい。
公的機関以外でうちの子たちの特性を理解してくれるのは高校の同級生1人のみ。

みんながみんな否定的という意味ではなく
本当の意味で理解してくれるという意味です。
(私の子育て自体を否定してくる人もいるけどね…)

 
重度障害児の親が軽度の子を羨む。
軽度障害児の親が重度の子や身体障害の子に対して「見た目でわかっていいよね」って思う。
その他いろいろ絶対交わることのない壁があると思います。

もしかしたら健常児親と障害児親の壁より厚いかもしれないくらい
深い闇があると思っています。

 
そんな中成績の話なんて絶対できない…
少なからずともこの6年生の子たちは遅れがあるわけなので
ヘタしたら嫌味とも捉えられかねない内容だと思います。

誤解されたくないですが、決して優位に思ってるわけではないです。
親同士が仲が悪いわけでもなく、支援級の保護者に何か言われたことはありません。
むしろ支援級の保護者のほうが健常児親よりわかってくれます。

実際うちの子育ては問題だらけで
中途半端な知能があるからこその問題が根底にあると思っています。

何か突出している部分があれば期待があるのかもしれないけど
残念ながらそういう部分もなく…

 
本題に戻りますが、成績が付くということは希望でもあります。
ただ、4以上を狙うのは厳しいのが現実。
支援学級に在籍する以上勉強はどうしても遅れるので
本人のがんばり次第ということになります。

それなら普通学級のほうが良いのでは…
どうせ決まった科目しか利用できないし。

 
ユッチが高校進学を前向きに捉えているから言えることであって
コムギのような完全不登校であれば成績は二の次になるけど
今のところ中学校はちゃんと行こうという意思を見せてるので悩ましい。

どうせいつもの「やるやる詐欺」で口だけかもしれませんが。

まだ考える時間はあるので
どちらにするかはユッチと話合いながら決めていこうと思います。

 
質問の時間にユッチが先生に直接「クラブ何あるん?」と聞いてたのですが
おもいっきりタメ口…

中学校って小学校より厳しいし、先生の雰囲気も対応も違います。
まだ在校生じゃないので怒られはしなかったけど
警察にもタメ口聞くし、何なら敬語使ってるところを見た事ないくらい
誰の前でも堂々としています。(悪い意味で)

児相の男性職員の前でも何度もパンツが見えるようなお行儀の悪い座り方をするし
「他人からどう思われるか」という部分は一切気にならないようです。

小6女子って気にするお年頃じゃないの…

 
うちの中学校のクラブはかなり少ないです。
6つくらいだったかな。
生徒数が少ないせいだと思いますが、
私は自分の出身校が基準になっているので思わず「うそっ!」と声が出たほど。

コムギの入学時はバスケ部は1人しかいなくて
今回はバスケ部の名前はありませんでした。

ただ、野球部はわりと活発な様子。
(と言っても全員で7名くらいっぽい)

そしてユッチはクラブには入らず体操教室に通うと言ってたのに
突然「野球部入る!」と言い出しました。

いや、野球なんか遊びの範囲でしかやったことないやろ!
しかも女子の入部もOKだけど人数はゼロ。

まぁ、コロコロ言う事変わるから最終何に決めるかはわかりませんが…

 
クラブは本人の好きなように気まぐれで決めてもらってもいいけど
支援学級か普通学級かは慎重に判断したいと思います。

いや、お金のかかるクラブは遠慮してもらいたいかな…

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