こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

理不尽な暴力

昨晩寝る前は大騒ぎでした。

最近ユッチは子ども部屋で寝てたのですが、
昨日は寝室で寝ようとしていました。

寝室はワイドダブルのマットレスがひとつあるだけなので
3人で寝る時は雑魚寝状態ですが、定位置が決まってるのは私だけで子どもたちはその日によってバラバラです。
寝相が悪いからどうせ朝には場所が変わってたりもするし…

 
しかし昨日はユッチが先に布団に入り、そこはコムギが寝たかった場所だったらしくグチグチとユッチに文句を言い始めました。
「どけ」だの「俺の場所」だの「消えろ」だの「出て行け」だの言いたい放題。

私はベランダで洗濯物を干していたので大きな声を出していたコムギの声しか聞こえなかったので
ユッチはキレたりしてなかったと思います。

そのうち怒鳴り声が聞こえ始め、
ベランダから寝室を覗くとコムギがユッチをガンガン蹴りまくってました。
ユッチは抵抗せず布団に包まって丸くなるのみ。

ひどすぎる。

 
慌てて部屋に入り、コムギを止めようとしたけど
あまりにも自己中な言い分と一方的な暴力にブチッときてしまい、一発平手打ちをしてしまいました。

大人げない…
頭をはたいたことはあるけど平手打ちは初めてかも。
何で抑えられないかな私。
どれだけハラが立ってもしばらく手を出すようなことはなかったのに
最近は私も瞬間湯沸かし器状態です。

赤くなるような強さではないので大して痛くはなかったと思うけど
おかげでコムギの癇癪はMAXに…

泣きながら叫んで「ユッチが悪いんやろ!俺の場所や!あいつがどかんから悪い!」と言い続けて話にもならん。

場所は決まってないからユッチは悪くない。
一方的に要求せず普通に話し合え。
暴力は許せない、と言っても上記の言葉を繰り返すのみ。

冷静じゃない時に話をしても逆効果だけど、
私も冷静になれずしつこく言い続けてしまいました。

ユッチがキレてる時とは違い、コムギは一応私の声は届いているので
私が何か言う度ヒートアップします。

 
でも一方的におもいっきり何発も蹴りを入れておいてそこまで正当化できることに呆れてだんだんあほらしくなってきました。

何なん、この子。
性格悪すぎる。
人として終わってる。

冷めてきた私は「あんたほんまに性格悪いな」「人として終わってるわ」と吐き捨ててそのまま寝ました…

繊細な子にこんな事を言ってしまったら取り返しがつかないけど
うちの子たちはまじで動じません。
ていうか、そこまで言っても何も響かない。

結局コムギは数分で落ち着いて何事もなかったかのように空いてるスペースに潜り込みました。

 
寝る場所については一見コムギのこだわりのように見えますが
単純に自分が寝たかった場所にユッチがいた事にハラを立てただけで
私が「変わって~」と言えば「いいよ♪」とすぐ変わってくれる程度のものです。

今日、コムギに話をしました。
コムギとユッチは年の差はあるけど対等な人間であること、
好き放題扱っていい存在でもなければ思い通りに動かして言い存在でもないと。

私からしたら二人とも大事な子どもで優劣もないのに
コムギのユッチに対する態度や暴力を見てると悲しいと。

でも感覚の問題だからどうにもならないんですよね。
冷静な時は「うん、そうやな…」としおらしく言うので頭ではわかっているけど
いざとなれば「だってハラ立つもん!」で終わりです。

こんなやりとりを何度もしてきています。

 
とは言え、私は大人気なかったと反省しています。
親としてやっていいことではないし、手を出してプラスになる事もなければ
感情のまま怒鳴りつけてもプラスになる事はありません。

今回のスイッチは一方的にガンガン蹴りつけられてるユッチを目にした事ですが
力が弱い方で、しかも何も悪い事をしてない人間が一方的に暴力を奮われるのはどうしても許せなくて瞬時にブチッとキレてしまいました。

ユッチが一方的に暴力を奮われている時は頭に血が登りがちだけど
冷静にコムギを引き剝がして落ち着かせるようにしないとな…
同時に私も落ち着かないと。

 
この対処をどうにかしないと、コムギが本格的に反抗期を迎えた時に親子でやり合う事になり兼ねないと思います。
今コムギは私への依存があるので時々言い返してくる事はあっても
手を出す事や本格的に歯向かう事は絶対ないけど
反抗期になれば事情は違ってくると思います。

暴力に暴力で返さないよう身を引き締めようと改めて思いました。
このままじゃあかん。

コムギの言い分には一切同情できないものの、
イヤだと思った気持ちだけには寄り添おう。
理不尽ではあるもののイヤだと思う気持ちは否定してはいけないですよね。
かと言って自己中すぎる面と手を出す部分は絶対許さないけど。

効果があるのかわからないけど、
イヤだと思った部分には寄り添いつつダメな行動はとことん諭す。

もうそれしかできる事はないと思っています。

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