こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

義足の指導員さん

数日前、コムギを迎えに行くと
指導員さんと思われる男性にコムギが絡んでました。

「ニセモノの足見せてやー!なぁー!見せてやぁ!」

と、調子に乗ってる様子。
指導員さんは半笑いのまま適当に流してるのに更に絡む。

しつこい…

コムギはあまり相手にされなくても気にせず、
そのまま指導員さんから離れて友達と楽しそうに話しながら校舎を出て行きました。

 
何?今の。
ニセモノの足?

…って何?

 
その指導員さんの歩き方を見ると少しぎこちない。
パッと見ではわからないけど、足に何か問題があるのは明らか。

そういえば、少し前コムギが新しい指導員さんの話をしてた時に
「足がない」と言ってたような。

帰り道のコムギの話は次から次へと話題を変えていくので
この時は特に気に留めなかったけど、もしかして義足という事なのかな。

 
コムギのふざけ方が引っ掛かったので、直接指導員さんに聞いてみました。

そしたらやはり義足との事。
「知っておいてもらったほうがいいから」とオープンにしてるそうで
パラリンピックにも関わってるという話でした。

 
義足である事にヘンに気を遣ったり同情するのは嫌いだけど
ニセモノの足と言った挙句、しつこく見せてくれというのはよろしくない。

決してからかったりバカにしてるわけじゃないです。
幸いにも人を落として自分が優位に立とうとするような感情は今のところありません。
でもだからといって問題がないなわけじゃない。
調子に乗り過ぎだし度が過ぎる。

適当に流してる指導員さんの様子を見て
きっと初めてじゃないんだろうとも感じました。

 
指導員さんの中にはあまりビシッと注意しない方も多いので
「調子に乗り過ぎるところがあるので、しつこかったり言葉が悪かったらガツンと怒ってくださいね」と伝えたのですが
「おかあさん、気にしなくていいですよ。大丈夫ですから」と返ってきました。

あぁ、伝わらないな…
気を遣ったと思われたのかな。

コムギは学校の先生には絶対反抗しないけど「いきいき」の指導員さんの事は舐めてます。
特に厳しくない指導員さん。

相手が怒らなければとことん調子に乗ってしまうので
遠慮なくガツンと言ってもらったほうがいいと思うけど
指導員さんは一般の方なので叱りにくいんでしょうか。
(中には元々教職員だった方もいると思いますが)
私も他所の子は注意しづらいもんな。

 
コムギは相手の様子を読めないので
「見た目や体の事は絶対言わない」としつこく教えてるけど
ぜんぜんわかってないという事を実感してがっくりきました。

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