こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギ、2年生1学期個人懇談

今日はコムギの個人懇談でした。

真っ先に言われたのは、
「虫、ほんと好きなんですね~~~」
の一言。

出てくるエピソードは虫の事ばかり。
「ここまで好きやったらすごい」と言わんばかりの先生。

たしかに最近のコムギは頭の中の99%が虫の事で埋まってると思う。
毎日のように虫を探し、虫を捕まえ、虫の絵を描き、LaQで虫を作る。

私が忙しくしてても何かに集中してても一方的に虫の話をしてくる。
叱られた直後でも「でな、セミがな」と突然切り替わる。

 
とにかく虫です。

 
そんなコムギですが、懇談ではいいことばかり言われました。

・友達とも仲良くやってる
・何においても意欲的
・勉強もよく出来る

だいたいはこんな感じでした。

 
ただ、生物の観察をしたいあまりに、
カエル等の足を不必要に曲げ伸ばしてみたり
寿命を縮めるような行為があって生物がかわいそうかも…という話はありました。

それは私も気になってました。
コムギはとにかく集中してじっくり観察するのですが
構造が気になるようであちこちいじくります。
昆虫の閉じてる羽を開いてみたり。

決してふざけてるわけではなく真剣そのものですが
「ちょっとやめたり!」と口を挟みたくなる場面が多々あります。

生物を粗末に扱う気持ちはないけど
好奇心が勝ってしまうのが悩みどころ…

 
そして各自「1学期を振り返って」というプリントを記入したようですが
コムギの自己評価は下記の通りでした。

1.先生や友達の話がしっかり聞けた(〇)
2.忘れ物をしないでがんばった(◎)
3.宿題をがんばった(〇)
4.チャイムが鳴ったらすぐ行動し、いつもけじめのある生活をした(〇)
5.机の中やロッカー等の整理整頓をがんばった(◎)
6.いつも健康に気を付けて生活した(◎)
7.学習など、どんなことでも最後まで諦めず取り組んだ(◎)
8.係の仕事や給食の当番等をがんばった(◎)
9.生き物や植物を大切にした(◎)
10.掃除をがんばった(◎)
11.友達を大切にし、イヤな事を言わなかった(△)
12.学校の決まりを守ったり、物を大切にしたりした(◎)

整理整頓が「◎」ってどういうこっちゃ!
…と突っ込みたい気持ちはあるものの、これがコムギ自身の気持ちなんでしょう。

 
唯一「△」を付けた11番。
友達にイヤな言い方をする事があるのを自覚してるのかな。
まず自覚しなければ改善もしないので自覚する事は大切だと思います。

先生から見た感じでは、時々怒った時に吐き捨てるような言い方はするものの
気にする程度でもなく子供にはよくある事だという見解でした。
(あくまでもクラス内での話。家では目にあまる言葉も多いです)

「2学期にがんばりたい事は何ですか?」という項目では
「もっと友達にやさしくする」と書かれてたので
意外にも自分の悪い部分はちゃんと認識してるのかもしれません。

じゃあ家でも意識してくれよ!って思うのが本音ですが…

 
あと、絵もうまいと褒められました。

少し前にザリガニの絵を描いたようですが
よく観察出来てて躍動感があってすごくいいと褒めてもらいました。

たしかにザリガニの足を見て「さすが普段よく見てるな」とは思いました。
ザリガニがニガテな私からするとこの節が気持ち悪いんですけどね…

この年の子がこのアングルで描く場合はだいたい向こう側の足も描くそうですが
コムギは描いてないそうで、そこも評価されました。

たしかにな。
気付かなかったけど、子供は対称に描く場合が多い気もする。
水槽に入ってた瓦を描いたのもコムギ1人だそうです。

でも正直他の子の絵もみんなすごく上手でした。
細かく指導されてるのか迫力があって色合いもキレイで
別にコムギが特別うまいと思う要素はなかったです。

「足の形の正確さ」だけを見ればダントツですが…

 
ほんと「学校」という空間だけだと優等生ですね。
信じられん。

1学期の漢字テストはALL100点。
今週初めて算数のテストで80点代を取ったけどその他はすべて95点以上。

80点代を取ったのは最近始まった「水のかさの単位」という分野ですが
もしかしたらニガテなのかな…
それでも親としては十分に思える点数です。

 
以前は学校の先生にコムギの現状を知っててほしいという気持ちがあったけど
最近考え方が変わってそいういう気持ちはなくなりました。

これまでの流れを見てると、きっと学校では今後も問題が起こる事はないと思う。
学校で問題がなければ先生もあまり耳を傾けてくれないし
「わかってほしい、知ってほしい」と思ってた気持ちもなくなりました。

当たり障りなく、でいこうと。
でないと、何を言っても「神経質な保護者」にしかならないので。

保育所だど深く掘り下げて話をしたり
先生も親身に寄り添ってくれたりするけど
小学校はそういう場所じゃないと今更ながらわかりました。

 
発達障害の知識がある先生に当たれば話は別ですが
そうじゃなければ適当に雑談で終わらせようと。

受け持ってもらうのはどうせ1年。
学校生活に問題がないのならそれでOK。

2年目にして小学校との付き合い方がようやくわかってきた気がします。

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