こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

40歳にして初めて献血に行った

コロナ全盛期の頃の話ですが、40歳にして初めて献血をしました。

きっかけは不順なものです。

酔っぱらってる時に友達夫婦と話をしていてふと献血の話題になったのですが
何かの流れで「やってやるぜ!」「絶対やらんやろ!」となって
半ば意地で献血をしました。

ちなみに友達のだんなさんはちょくちょく行ってるそうですが
友達は行ったこともなければ行く気もなく、誘われても行かないと頑な。
私も今まで行こうと思った事がない人間です。

 
まぁ、意地もあったけどコロナ騒動で血が足りないというニュースも知ってたし
うちから献血ルームまでは徒歩圏内なので「こういう人間が今行くべきでは?」と思ったのもあります。

どちらかの理由だけだったら行かなかったかもしれない。
でも「女に二言はない!行ってやるぜ!」「徒歩圏内の私が今行くのっていいことだよね」の両方があって
今まで拒否してきた献血に挑んでみようという事になりました。

 
行こうと思った事がない理由は単純。
注射がキライだから。

 
ドキドキしながら行くとまずは受付。
いろいろ記入したり注意事項を説明されたりしました。
まぁまぁ長かったです。
海外渡航歴等も聞かれましたが、私はパスポートすら持ってないので経験ゼロ。

その後はフードコートで渡されるような呼び出し用の端末を持たされて待つのみ。

最初に呼ばれたのは医師による問診でしたが、ここでも問題なし。
血圧が120を超えててびっくりしました。
たぶん人生で最高値。(普段は100ありません)
どんだけ緊張してるねん!

 
その後呼ばれたのは簡単な血液検査。
指に針を刺してその少量の血液で献血が可能かどうか調べるもの。
一瞬で結果が出ます。

私は即OKでした。
血液型もこの時にわかりますが、(一応簡易的なもので確定ではないらしい)
過去に検査会社に勤めてた時にB型RHプラスというのは知らされてたので
特に思うこともなし…

 
指に針が刺さった時は特に痛みはなかったのですが
数分経ってからジクジク痛みがきました。

これはどこかで感じた痛み…
そうだ、裁縫で指に針をブッ刺してしまった時と同じ!
裁縫をする人には経験があると思いますが、
強めに差してしまった時と同じ痛みでした。

 
この後はいよいよ本番ですが、
献血用の部屋に行くと何だかなつかしい気分に。

検査会社で働いてた時に透析専門の医院をいくつかまわってたのですが
その時の事を思い出しました。
広いフロアにたくさんのベッドが並んでて、通常では見慣れない機械が置かれてる感じ。
各ベッドにテレビが設置されてたのもあるかもしれません。

通常の病院では見ない光景だけど、透析室はこんな感じでした。

 
話が反れましたが、いざ献血。
看護師さんの手際の良さにびっくり。

そして痛くない。

会社の健康診断でも思ったけど、慣れてる人ってうまいんですね。
私はまぁまぁ血管が見えてるほうだけど本気でビビるとなくなるタイプ。
過去に点滴をする時にヘタな人にあたって目の前が真っ暗になって倒れそうになった事があるので
いまだに恐怖心があります。

でも会社の健康診断では痛い思いをした事もなく、
やり直しもなかったので「人次第」と思うようになったのですが
献血でも「さすがに慣れてるな」と思いました。

 
献血が初めてという事でベッドを倒し気味にされたのでテレビが見づらかったけど
気にする間もなく終わりました。
ちなみに全血400mlです。

終わったあとに血圧を測ると100以下だったので
「いつもどれくらいですか?」「ご気分は悪くないですか?」と
気を遣ってもらったけど、実はこれが普通…

献血前に120を超えてたので心配されたようです。
いい年して緊張してたのがバレバレで恥ずかしい。
「100ないのが普通です」と言ったら安心してもらえました。

 
400抜けたらちょっとは気分が悪くなるのかなぁと思ったけど
実際はまったく影響なしでした。
高校の時の内科検診では貧血を指摘されたりしてたんですけどね…
今はまったくの健康体です。

いくら健康でも400mlなくなったら少しくらいしんどくなるのかと思ったけど
この程度だとどうってことないんですね。
 

すべてが終わったあとはコインを渡されました。
このコインで施設内にある自販機から好きな物を買えるらしい。

お菓子やパンだったと思いますが、
私はサイフが入る程度のポーチしか持ってなかったので
手に持って帰るのがはずかしくてキットカットにしました。

ぜんぜん欲しくないけど、これならギリギリポーチに入るしね…
次回行く機会があれば違うカバンにしようと思います。

 
また行くかどうかと言われたら何とも言えません。
痛くはなかったけど、過去のトラウマもあってやはり恐怖心は簡単に消えません。
今は図太くなったけど、若い頃は採血で倒れそうになったこともあって…

誰かに行こうと誘われたら「行こかー」って言うけど、1人では勇気がでない感じでしょうか。
ただのヘタレですね。

「B型足りないぜ!」って言われたら迷わず行きますが
駅での勧誘を何十回も見てる限りB型不足に出くわしたことはありません。

でも献血ルームのスタッフさんの対応はすごくよくて心地よかったです。
「そんなに丁寧に扱ってくれなくていいです!」って思ったくらい。

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「40歳にして初めて献血に行った」へのコメント

  1. デビューおめでと!‌
    こう見えて、私10回以上しております。大体成分献血やけど。時間はかかるけど赤血球返してもらえるからおすすめ。あ、でも、注射針は太いかも。

  2. >りえ

    めでたいかどうかはわからんけどありがとう。‌
    10回以上って…そんなにしてたんや?‌
    赤血球返してもらわなくても特に影響はないからどっちでもいいけど‌
    成分献血のほうが次出来るまでの期間が短いみたいやね。

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