こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギと向き合って話をする

コムギがソファで寝てしまった翌日の夜、
パッと見はいつも通りだったけど
何だかコムギの様子がちょっと違う感じがしました。

いつもみたいにしゃべりかけてこないし
表情も少しこわばってる気がする。

無意識に私の態度が悪くなってしまってるのか
私自身、自分のひどい対応に罪悪感を感じてるからそう見えるのか。

 
何にしてもこのままじゃあかん。

コムギと関わりたくないとすら思ってしまう事も多いし
コムギをかわいいと思う感情さえ思い出せなくなってきてる…
(大事だという気持ちはちゃんとありますが)

何よりコムギの心への影響が気になります。
今は幼いからいくらギャーギャーやりあっても
落ち着いてる時は素直に甘えてきます。
でもこんな事を続けてたらいずれ最悪な親子関係になるのは目に見えてる。

母である私を味方ではなく敵として認識してしまう事になるだろう。
実際私がそうだった。

わかってはいるけど毎回怒りを抑えきれない。
ちょっと距離を置いて冷静になりたいと思っても
まだ小さいので逃げ場もなくただヒートアップするのみ。

 
とりあえずこの日は夜寝る前にコムギを抱っこして
2人でゆっくり話をしました。

歯磨き等もすべて終え、やる事がなにも残ってないという状況で
気持ちが落ち着いてる時なら素直に話を聞いてくれます。

言いたい事はちゃんと言おうと思ったので
きつくならないよう穏やかな雰囲気で伝えたけど
話をしたところで何も残らない事はわかってるし
何ひとつ改善されない事もわかってます。

それでも伝えたのは私の気が済むというだけの理由ですが
いつも反論しかされないので「ちゃんと耳を傾けてくれた」という部分は大きいです。

あと、重要だと思ったのは甘えさせてあげる事。
単純に親子のコミュニケーションの時間を取ろうという目的もありました。

 
私がしっかりした親だったらこんな事にはならないと思うけど
しばらく甘えさせてあげられる状況になかったな、と思ったのもありました。

忙しない日々の中ではハラが立つ行動しかないけど
冷静な時に向き合うと素直で無邪気な姿を見せてくれます。
甘えて抱きついてきていろんな話もしてくれます。

たとえ何も状況が変わらなかったとしても
ちゃんとこういうかわいい部分があるんだという事を改めて認識出来たのは
私の気持ちを立て直すという意味では大きかったです。

 
でもやはり翌日からはいつも通り。
こわばった感じがなくなったのはよかったけど
何かが変わるかと言えば何も変わりません。

それでも少し気持ちはすっきりしました。

 
ちなみにコムギがソファで寝てしまった日、
夜中に目が覚めたにもかかわらず布団に入らなかったのは
「お布団に行ったらあかんと思ったから」だそうです。

そんな事は一言も言ってない。
でもそう思わせる状況を作ったのは私なんですよね。
「何であかんと思ったん?」と聞いても黙り込むのみ…

いまだに暗ければ1人でトイレにも行けない子が
1人で朝までリビングで寝れた事を不思議に思ったけど
それ以外の方法がなかったんだと思うと複雑です。

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