こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ひたすら放置して無になる

コムギは基本よく食べる方です。

私より食べる量が多いし、時々成人男性並みに食べる事もあります。
給食は食べるのも早ければよくおかわりもしてます。

でも体は細身。
それだけ食べてても今年に入って9ヶ月間1キロも増えてません。
(身長はたしか4cm程伸びてる)

心底うらやましいけどどんだけ燃費悪いねん、と…

 
そんなコムギですが、極端にムラがある事もあって
ごくたまにびっくりするくらい食べない時と
びっくりするくらい食べる時があります。

これは予測が出来ないので、大半を残してしまったり
成人並の量を用意してても「足りない!」となる事も…

 
今日は後者で晩ご飯後に「足りない!」となりました。
でも量的には特に問題ないはず。

おかわりはなかったので、バナナを食べるか
ユッチの分(ユッチは逆に多いと言ってた)を食べるように言ったけど
「新しいのがいい!バナナもいやや!」と。

今から別の物を作る気力なんてないし
そうすれば今度はお風呂が遅くなってコムギは起きてられなくなる。
それはそれで大変面倒な事になります。

でもどれだけ「それしかない」と言ってもギャーギャー言うコムギ。
ちなみにコムギはバナナが嫌いなわけじゃありません。
「今食べたくない」だけです。

 
この後はもうイライラ全開。

「いつになったらコムギの気持ちわかるん?なぁ?!」
「聞いてるんか?!聞きーや!」
「あー!!!もう!!!」
「○○してくれたら許したるで!」
(↑こんなニュアンスだったけど内容自体は覚えてない)

同じ事を延々と言い続けてソファを蹴る。
何で上から目線やねん。

 
最初は「ワガママは聞けません。ないものはない。あるものを食べてください」と毅然と答えたけど
何度も同じ事を言ってくるのでこの後はシカト。

こういう時は放置が一番です。
こっちが感情的になったらドツボです。

放置が一番だと病院でも言われてるし、
怒る等何か反応を示す事自体逆効果だと言われてます。

 
それに怒鳴り散らすわけでもないし、
ユッチに当たるわけでもないし、
ソファを蹴る程度なら大したことはない。
どこにも被害はない。

落ち着け私。

でも疲れて帰ってきて急いでごはんを作って食べさせてるのに
たった7歳の我が子にこんな口調で言われて平気なはずもなく、
ただひたすら無になってガマンしてました。
私もただの人間なので、いくら大事な子供でもハラが立ちます。

でもここで何か言ってもプラスになる事はないどころか
それこそ親子でギャーギャーやり合う事になる。

 
ただただ無になってシカトを続けた結果、
落ち着いたコムギが「おかーさん、ごめんなさい…」としょんぼりしながら謝ってきました。

所要時間は20分程度。

お、早い。
しかも自分から謝ってくるなんてめずらしい!

ほんとは悪い事だというのはコムギ本人もよくわかってるんだろうな。
自分でコントロールできない感情との向き合い方ってむずかしい。

 
その後は私に甘えてくる事が多く、逆に違和感がありました。

さっきまでの挑発的な言い方とは違い、
赤ちゃん言葉で話すような感じ。

「おかーしゃ~ん」
「この絵出来たらおかーさんにあげるねん~」

と、せっせと私のために絵を描いたり、
お風呂ではひたすら話し掛けられました。
全部虫の話だったけど…

あと、何かするたびに「おかーしゃーん、コムちゃん〇〇したよ~」といった具合。
何かと構ってくるし。

 
ほんといろいろ極端すぎる。
この甘え具合も幼児ならかわいいだけで済むけど
小2男子としては違和感があります。

でもまわりに害のない癇癪は放置が一番だと改めて感じました。

私自身短気なので耐えるのはしんどいけど、
「ガマンできてよかった」という結果があると
次からも「よし!がんばって無になろう!」と思える気がしました。

とは言え、疲労や気分によっては簡単にキレてしまうと思いますが…

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