こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

4歳児の巧妙な作り話

お風呂上りにユッチが「痒い痒い痒いーー」と半泣きでわめいてました。

ユッチは痒い時と痛い時の表現が大げさなので
それだけ騒いでても何て事のないただの虫刺され…

そのくせテレビに没頭してしまうとしばらくは忘れ、
また「痒いって言ってるやんか、もう!」と怒る。

いや、あんた今テレビ見てて完全に忘れてたやん…

 
4歳になった今はだいぶマシだけど
うちの子たちはたかが蚊でも乳児期はびっくりするほど大きく腫れてました。
マシになった今でもユッチは大人の数倍腫れます。

蚊に刺されたのはお昼だと言うので
何気に「先生にムヒ塗ってもらったん?」と聞いたら
「塗ってくれへんかってん」という返事が返ってきました。
(うちの保育所では虫刺されにはムヒを塗る事になってます)

 
以下ユッチとのやりとり。

 
「先生に塗ってって言った?」

「言ったけど、お昼寝起きてからの約束になってん」

「じゃあ起きてから塗ってほしいって言った?」

「言ってんけど『あとで』って言われてん」

「先生忙しかったん?」

「○○先生1人でお仕事しててな、みんなの遊び相手しててん」

「じゃあ、先生忙しかったんちゃう?△△先生は?」

「△△先生にも言ったけど『あとで』って言われてん」

「先生も忙しい時があるから事務所の先生に言ったらいいんちゃう?」

「事務所にはムヒないねん」

 
私的には決して薬を塗ってほしいわけではないけど
(家では虫刺されなんか放置だし…)
ユッチは薬を塗るという行為で気が済む事が多い性格なので
保育所で刺されて痒かったと文句を言うくらいなら
その時先生に「塗って」とお願いすればよかったのでは?という流れからの会話でした。

これを聞いて思ったのは
「忙しい時に無理やり言ったのかな?」
「聞き分けがいいタイプだから後回しにされたのかな?」
の2つ。

でも担任の先生らしくないな~という違和感もありました。
会話の表現では省略してる部分もありますが
ユッチの話だと間を置いて何度かお願いしたという言い分だったので
あの先生ならたとえ忘れてしまってたとしても
「あー、ごめんごめん!忘れてたわ~!」と明るく対応してくれるはずなのに、と。

その先生は何か失敗したり、自分に非があった時は
「ごめん、先生が悪かった!」と素直に謝ってくれるいい先生です。
保護者からの信頼も厚いし。

なので、きっとユッチが忙しい時に強引に言ったんだろうと思ったけど
「そうなんか~。じゃあおかーさん先生にお願いしとくわな~」と言ってみました。

 
そしたらその瞬間態度が変わったユッチ。

 
「あ!間違えた!言うの忘れててん!」と慌てて言い始め、
この時点でピンときました。

すべては作り話。
嘘だったという事。
もう一度聞くと、先生には言わなかったのが真実でした。

 
最近この手の事がほんとに多いです。
ギリギリまで見極めれない。
話し方もリアリティがあって「これは嘘だな」という要素がまったくありません。

本人が「やばい」「逃げれない」と感じない限り
どんどん話を盛っていったり言い訳をするので困ってます。

口達者な女子特有なのか?

この後、オオカミ少年の話を演技付きでしてみたけど
果たして少しでも伝わったのか…

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