こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ユッチ、施設からの家出NEW

10月3日(土)、ユッチが寮(施設)から家出しました。

家出と言っても行先は自宅で、
この日は友達と連絡を取る為に帰ってきていました。

寮ではスマホが使えないので
友達と遊ぶ等スマホが必要な時はちょいちょい帰ってくる事があるのですが
この日は夕方寮に戻るはずが籠城して帰ろうとしませんでした。

 
この時私はアルコール自助グループのミーティングに出ていて
ユッチからのLINEも寮からの電話にも気付かなかったのですが
終わってから先に寮に電話を折り返して
ユッチが帰らないと言い張っている事を知りました。

そしてそのままユッチに電話をすると
もう寮に帰りたくない事、不満がある事を訴え、
もう家に帰りたいから寮には帰らないと言われました。

そんなルール違反は許されない事、
ヘタしたら大問題になる事、
今すぐ家庭復帰は出来ない事、
今頻繁に外泊しているのは以前の息抜きの外出とは違って
家庭復帰の練習の為である事等を伝えたのですが
ここでユッチが爆発。

「〇〇(寮の名称)にはもう帰りたくない。居場所がない」
「教育センターに行かんなあかんと思うと寝られへん」
「ちゃんとしたくても出来へんのに出来へんかったら職員が冷たい態度を取る」
「1人部屋でストレス発散してたのに1人部屋じゃなくなる」
「何でユッチは帰られへんの。今すぐ帰りたい」
「もう何年もガマンしてきたやん」
「進学せず働くのはおかあさんに負担かけへんようにする為やん」

等、30分ぐらい泣き叫びながら言われました。
あと、帰れないのは私のせいだとも遠回しに言われました。

 
ほんとにもう溜まりに溜まったものが爆発したといった感じで
話の内容も支離滅裂だったりループしたりでしたが
最初は反論したものの、これはとりあえず言わせてあげるべきだと思って途中からはただ黙って聞いていました。

一通り言い終わって冷静に対応しているとユッチも落ち着いてきて
その後はきちんと話し合いが出来ました。

弁解しておくと「職員が冷たい態度を取る」については
悪気があるわけでも虐待というわけでもなく
いわゆるよくいる「昔のオカン」「親戚のおばちゃん」みたいな感じの対応です。

ユッチにとってはその対応がストレスだったようですが
この時すでにユッチと担当者さんとの間で話し合い済みの案件でした。

私もその職員さんとは何度も話した事がありますが
よくしゃべる気のいいおばちゃんという感じで
親だったらちょっと口うるさく感じるかなぁという印象です。

 
「進学せず働くのはおかあさんに負担かけへんようにする為やん」

これについては反論しました。
私の為だと言うなら公立校に進学して高卒資格を取れと言うよ。
でも親が思うレールにも世間一般のレールにも敷くつもりはないし
ユッチの意思を尊重したいからアドバイスはしても押し付けた事はないし
進路の事だけではなくすべて受け入れてきたつもり。

ユッチもこの部分については納得していました。
勢いで言ってしまったけどそれは違うと感じたようです。

私のせいで帰れないというのも間違いではないけど
ユッチ本人にも原因があって施設にいるので
そこも冷静になると納得していました。

 
ユッチは言いたい事をすべてさらけ出して少しスッキリしたようですが
話の中で「親と娘とは思っていない。大切な人同士という認識」という発言がありました。

これは過去にお酒のせいでユッチを傷付けてしまった事が原因なので
この言葉にはすごく衝撃を受けて打ちのめされました。
かなり落ち込んでいます。

娘にそんな事を言わせてしまうなんて、
そんな風に思わせてしまうなんて親として最低です。

言われてしまった事については自業自得で一方的に私が悪いので
落ち込む資格すらないですね…

大人であれば何かあってもそれなりに折り合いをつける事も出来るけど
子ども時代に親から受けた傷というのは一生消えません。
一生引きずる人もいるし、それが原因で精神的な病気になる人も多い事です。

ユッチにひどい事をしたという認識はもちろんありましたが
そこまで思わせていたなんて私の認識自体が甘かった事を思い知りました。

出来る事なら過去に戻りたいけど戻れない。
取り返しがつかない事をしてしまいました。

その後ユッチの態度は普通だし今まで通り明るく話しかけてくれるけど
私はずっと心の中に引っかかっています。
償いたくても償えない。

今後お酒で迷惑を掛けたり傷付けるような事はもうないけど
過去には戻れないので出来る事をしてあげるしかない。

 
結局ユッチは2週間程して寮に帰りました。

児相のケースワーカーさんにも連絡がいきましたが
結局問題にはせず、外泊扱いとしてくれました。

これは本当によかったです。
現状ユッチに大きな問題がない事と家出先が自宅だった為の配慮だと思います。

ケースワーカーさんとユッチの間で話し合いもしたようですが
素直に聞き入れられる状態ではないらしく
来週全員で集まって会議を行う予定でしたが、延期になるかもしれません。

 
寮の担当者さんとは1時間ぐらい電話で話をしましたが
改めて本当にユッチの事をよく考えてくれていて
ユッチの性格や特性を理解してくれているなぁと感じました。

その時担当者さんは勤務時間外だったのですが、プライベートな話もしました。
いろいろな資格を持っていていろいろな子どもに合わせて対応が出来て
何なら上を無視してまで施設の子優先で動いてくれるような人なのに
ご家庭での育児はなかなかうまくいっていないそうです。

プロでもそんな事ってあるのか…とびっくりしましたが
子どもを育てるというのはそれだけ大変だという事ですね。

問題を抱えた子を育てるというのは一筋縄ではいきません。
更に親がこんな人間であればうまくいくわけがないですよね。

今、多方面でサポートを受けられている事は本当に恵まれている事だと思います。
親子それぞれ警察のお世話になるような事をしてきましたが
ユッチも私もあの頃どことも繋がっていなければどうなっていたんだろうと思うとおそろしいです。

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