虫の話です。ニガテな方はご注意ください。

休日の今日、朝ベッドでダラダラしてると
リビングにいたユッチとコムギが突然大泣きしながら寝室に駆け込んできました。

2人ともパニック状態で最初は何を言ってるかわからなかったけど
それぞれの単語を聞き取るとどうやらデカイ蜘蛛がいるらしい。

まじかい…

 
てか、蜘蛛ごときで何でコムギが泣いてるの？
普通の蜘蛛なら自ら触りに行くのに。

2人に場所を聞いて恐る恐る見に行ってみる…

うん、いた。
これはアカン。
でかい。

 
その蜘蛛は死にかけてるようでくったりとしてコンパクトにまとまってたけど
足を広げたら10cm以上にはなるであろう大きな蜘蛛でした。

都会のマンションなのに何でこんなでかい蜘蛛がいるの。
どこから入った？いつからいた？！

不安そうな子供たちの手前平気なフリをしたけど私も脳内パニック。
大人は私一人。
私が処理するしかないって事やんな？！
ギャーーーー！

もう鳥肌全開です。

 
この蜘蛛が見つかった経緯は、
ユッチがおもちゃを持ち上げたら下にいたそうで
何かわからないまま手に取ったら動いて初めて蜘蛛とわかったそうです。

手に取ったのはコムギかユッチかわからないけど
普段でかい蜘蛛を見る機会がないので
何かわからないまま手に取ってしまったんだと思います。

 
さて、どうするか。

 
考えた結果、ティッシュを乗せて割り箸で掴んで駆除しました。
私が割り箸で取った時はもう動かなかったので死んでた様子。

しかし気持ち悪い。
ゾワッという感覚が全身を駆け巡りました。
蜘蛛は大嫌いです。

 
本来ならこれで一件落着のはずですが、ちょっと引っかかってました。

蜘蛛である事には間違いないけど、足が足りない気がする。
気持ち悪くてじっくりは見てないけど、何かがヘン。
原型を留めてなかったんじゃないか…？
まぁでもいなくなったんだからいっか。

と、「終わった事」にしたのですが
この数時間後にもう1匹出現！

思いもよらない展開に焦りました。
今度のは生きててカーテンに掴まってる。
動いてるうううう。

でもどうにか出来るのは私だけ…

結局、動く蜘蛛の様子を伺いながら
蜘蛛が掴まってる部分のカーテンを外に出し、
カーテンを挟んだまま窓を閉めて外に逃がしました。

頼る人がいないと何とかしてしまうもんですね。
強くなったもんだ。

2匹目が見つかった事で腑に落ちました。
おそらく1匹目は共食いされたんだろうな。
明らかに体が足りなかった。

 
この後ネットで調べてみました。

この蜘蛛は「アシダカグモ」でほぼ間違いなさそうです。
気持ち悪すぎるので画像を扱う気にもならないので
興味のある方は画像検索をしてください。

どうやらゴキブリを食べてくれる蜘蛛らしく
本来は動きがものすごく早く、人間には絶対近寄らないそうです。
見た目は気持ち悪いけど「いいヤツ」のよう…

この蜘蛛がいるならゴキがいる可能性もあるという記載を見てゾッとしたけど
今のところゴキが出てきた事はありません。
共食いしてた事と、生きてた方も動きが相当鈍かった事から
エサが足りなかったんだろうと推測してます。

 
人間には害がない上、害虫を駆除してくれるので放っておいたほうがいいみたいですが
あの姿は見てしまったらムリ！
それぐらいインパクトのある姿をしております。

普段は蚊すらめったに入ってこないし
小さな蜘蛛すら見かけません。

害虫に悩まされる事がほぼないこの環境で
まさか10cm超えの蜘蛛が出てくるとは思わず大騒ぎした休日の朝でした。