こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

形だけの家庭訪問

金曜日はコムギの家庭訪問でした。

まず「2年生になってどんな感じですか?」みたいな質問をされたけど
これってどう答えたらいんでしょう。

漠然としてて何をどう答えたらいいのかわからん…
しばらく戸惑って「はい…、ん…、まぁいつもと変わらずです」
みたいなマヌケな返しをしてしまいました。

 
保育所の家庭訪問は先生がいろいろ質問してくれたり
「園児を知ろうとしてくれてる」と感じてたけど
小学校の家庭訪問ってほんと形だけですね。

先生から何か聞かれる事もなく、
知ろうとしてくれてる様子もなく、
1年生の時も2年生になった今回も家庭訪問は「形だけのもの」と感じました。

 
コムギは学校生活において何も問題がないので
発達障害(アスペルガー)に関して話すべきかどうか迷ったけど

・配慮や支援は必要がないけどこういう特性を持っている
(診断がある事も)
・学校生活において今は問題がないけど今後もそうとは限らない
・何かあれば何でも連絡してほしい
・学校生活以外では問題が多い

という事だけ伝えました。

ちなみに「1年の時の担任の先生から何か聞いてますか?」と聞いてみたけど
「いえ、何も…」という返答で引き継ぎは一切されていませんでした。
学校生活で問題がないから母親が神経質なだけと思われてたんですかねぇ。

数日前、公立中学の教師をしていた母親に「引き継ぎ」の事を聞いてみたのですが
引継ぎがされるのは当然という返答だったので意外でした。

 
そして普段の様子を話した時、先生は返答に困ってる様子でした。
「え、とてもそんな風には…」「あのコムギくんが?ほんとですか…?」みたいな。

家庭での様子の他、「いきいき」ではトラブルが多い事と
具体的にどういう内容のトラブルが起きたか数例話したのですが
それも返答に困ってるのがわかるほどびっくりされてました。

「いきいき」と学校って同じ空間なのに何も共有されてないんですね。

 
そして言われたのがお決まりの言葉。

「場所によって使い分けれるのはとてもいい事ですよね」
「みんな学校と家での姿は違いますもんね」

みたいな内容。

 
たしかに外と家での振舞いが違うのは多かれ少なかれ誰にでもある事。
子供に限らず大人もほぼ全員がある事だと思う。

でも「その範囲を超えてます」とはっきり言葉にしてるのに
お決まりの言葉で返ってきました。
学校の先生ってそういうもんなのかな。

誰にだってある事だと言えばそれまでだけど
コムギの場合は「外面がよくて会社では評価の良い人物だけど、家ではDVをしてる」みたいな感じです。
「一般的」な部分とは程度が違います。

人間性が変わってるほど違うので。

 
あと、先生からの話では、
授業もがんばってて友達とも仲良くしてるという事。

特に算数がすごくて、いつも筆算が終わるのは1番、
その後も自作の問題を作っててとにかく計算が誰よりも早いという事。
図工でも想像力を膨らませて関心するほどだという事でした。

 
算数については「家で何かされてるんですか?!」と興味深く聞かれたけど
何もしてないよ…
勉強を教えた事は一度もないし習い事もしてません。

本来喜ぶべきところだとは思いますが
親としてはそんな事より人として大切な部分が伸びてほしいと思う。
生きていく上で大切なのは学力や計算の速さではないです。

 
びっくりされるか褒められるかがメインの家庭訪問だったけど
ひとつだけマイナスな話もありました。

次回に続きます。

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