こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

【アル中入院日記 #05】最初の心境と環境(後編)NEW

*はじめに&目次*

←前回【アル中入院日記 #04】最初の心境と環境(前編)

 
前回書いた設備やその他の心配事(というか愚痴)ですが、
一部は絶望感のせいか大げさに捉えていた部分もありました。
実際に不便だったり不満だったりもあったけど…

 
ナースコールがなくても何かあれば同室の人が詰所に看護師さんを呼びに行ってくれていました。
(別記事で書きますがこの後仲の良い人ができたりします)
点滴をしている時は持ち運びができる呼び出しボタンを貸してもらえます。

それでももし個室だったり、同室の人に助けを呼べない人、呼べない状況の何かがあればどうするねんとは思いますが…

 
ベッドのリクライニングについては自殺防止だと看護師さんから聞きました。
そういう発想はなかったのでなるほど〜と思ったけど、ベッド自体がめちゃくちゃ古いからただケチっているだけなんじゃないの?とも思っていたり…

でも高齢者の方なんかでリクライニングが必要な方には使用すると聞いていた通り、そういう方にはきちんとリモコンのついた普通の病院でよく見るベッドが使われていました。

 
あと、もし喘息が出た場合は発作止めの吸入薬もあるし
ステロイドの点滴もあるから大丈夫との事だったけど
喘息に限らず手に負えない症状の場合は他病院に搬送との事。

そういえば最初に説明されたことを思い出しました。
何か重篤な状況に陥った場合、挿管出来る医師がいないので命に関わる場合もあると…
(正確には「いない」「少ない」「いない時がある」のどれかは覚えていないけど)

いくら病院とはいっても精神病院なので救命とか精神以外の重い症状は専門外なので救急車を呼ぶそうですが、
近隣に病院はないと言われました。

うん、知ってる…

田舎だけど、諸事情によりめちゃくちゃ土地勘がある場所だから。
とはいえ、本物のド田舎に比べたらぜんぜんあるほうだと思います。
自宅周辺に比べたら相当少ないですが。

でも急に病気になって、
本来なら病院にいたら助かる症状なのに間に合わず
いくら精神病院でも病院と名の付く所で何も出来ずに死ぬのはイヤだなぁと思った記憶があります。

 
窓に関しては、当初片方10センチくらいしか開かないことに閉じ込められている感があったけど
(閉鎖病棟なので実際閉じ込められているんだけど)
開く方の窓側だけサッシ素材の薄い鉄板に丸い穴がたくさん開けられた雨戸みたいなのが設置されていて、
よく見ると片方だけだから普通に明るいし、圧迫感もないし、精神的にダメージを食らうような雰囲気ではありませんでした。

まぁ、窓が少ししか開かない事はやっぱり不満で
雨戸風の穴開き鉄板越しでもいいから豪快に外の空気を吸いたかったですが。
手が入らないように作られているんでしょうね。

でも鉄格子が付いてたらどうしようと思っていたので、そういう意味ではパッと見ごく普通の窓に見えるものでよかったです。
鉄格子っていつの時代よ…って話ですが。

いや、警察の保護室は入口も全面鉄格子だったな。
トイレも床に穴が開いただけの和式便所だったな。
そしてそこが保護室だということもトラ箱と呼ばれる事も入院中に知り合った元ヤクザのおっちゃんが教えてくれました。

 
枕元にライトがない問題は、
夜中や朝方に眠れなくなったらデイルームに行って詰所の明かりを頼りに日記を書いたり塗り絵をして時間を潰していました。
(起床時間6時になるまでライトは点きません)

寒いし薄暗いけど過ごす場所やすることがないわけではなくてよかったです。
早起き組はだいたい固定されているので
時々話をしたり各々好きなことをして過ごしていました。

 
ウェットティッシュ問題は
直接売店に買物には行けないものの
注文出来る曜日があるのでノンアルコールの大判の介護用ウェットシートを購入しました。

これが大きくて丈夫で破れなくて背中まで1人で拭けるのですごくいい。
使う状況によっては大きいからもったいないと思う時があるけど
少し力を入れたらまっすぐキレイに破れるのでかなりお気に入りでした。

体以外の場所はアルコール入りで拭きたかったんですけどね。
(家ではアルコールOKの素材なら何でもスプレーでかけまくって拭いていた)
まぁでもお風呂がない日に体が拭けるだけでもありがたい。

 
話は変わりますが、入院当日すごく違和感がありました。
最初はわからなかったのですが、違和感の正体は男性看護師の割合の多さでした。

今年度の春〜夏は喘息やら肺炎やら熱中症で普通の総合病院に5回入院しましたが、
男性看護師もいるのはいたけど、圧倒的に女性看護師のほうが多かったです。

でも精神科は看護師もケアスタッフも男性の割合がかなり多い。
これは後日実際に目の当たりにしてわかることになりますが、
調子の悪い患者さんが暴れた場合女性では対応できないからだと知りました。

正気じゃない成人男性が本気で暴れたら
男性スタッフ複数人でも抑え込むのは大変です。

 
そういうわけで長い入院生活が始まりました。
これを書いている今(2026年2月2日)はまだ入院中なので現在進行系です。

ちなみに精神科の入院形態には複数種類があるそうですが、私の場合は任意入院です。
本人の同意がある入院というもので、
一般的な病院の入院と同じような感じでしょうか。
もし「退院したい」と言えばすぐに退院もできます。

他に本人が入院を拒否していても、医師に入院の必要があると判断されて家族等が同意している場合の医療保護入院というのもあります。

他にもあるかもしれませんが、私が話をしたことがある人はみんなどちらかでした。

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