【アル中入院日記 #02】決意〜入院NEW
私はアル中の自覚はあったけど、
これまでお酒を止めようとも止めたいとも思ったことがありませんでした。
毎日飲むようになったのは離婚してからで、
体調が悪かろうが子どもが熱を出していようが飲まなかった日はありません。
ただその頃は「飲まない」選択は出来なかったけど、
記憶をなくしたりまわりに迷惑を掛けるような事は一度もありませんでした。
子どもたちも21時までには寝かせていたので
町会行事、PTA行事、ママ友の集まり等は別として、
家で夜1人酔っ払っている姿を見せた事はほとんどなかったと思います。
でもどんな状況でも飲むことを我慢できなかったので
毎日飲むようになって数年ですでに依存症になっていたと思います。
良くないと言われるストロングを毎日飲んでたしね…
(2021年11月に今の旦那と付き合った時、ストロングは止めるように言われて種類を変えました)
そうやってひっそりとアル中人生を送ってきたけど、
ここ数年は迷惑掛けまくりの最悪アル中ババアになってしまっていました。
もう最低です。
よくある暴れるとか他人に絡むとか知らない人とケンカするとかは一切ないけど
ここに書けないことがたくさんあります。
実際書いてきませんでした。
だいたいやらかしてしまうのは休日前の休日。
次の日休みだし、その日も休みだし、朝や昼から飲んで夜に酔っ払いすぎてタチが悪くなるパターンです。
最初は楽しく飲んでるのですが
朝からずっと飲んでるもんだから夜はもう泥酔状態。
ちゃんと「ここでやめておかなければ」というコントロールができればそんなことにはならないけど、
私は「ここで」がわからないタイプで自制がきかずにとことん飲んでしまいます。
こうなるとまわりに迷惑を掛ける行動をしたり
楽しんでいたはずなのに自傷行為をしたり消えたくなったり精神状態が悪化します。
ちなみにこうなると記憶は断片的にしか残っていなかったり、完全に消えています。
後で聞いてゾッとしたり、恥ずかしかったり、申し訳ないと反省したり、
出来ないくせに毎回「今度からは適度に飲むぞ!」と心に決めたり…
それでもお酒は唯一の楽しみで、離婚してからはお酒ありきで生きてきたし
今の旦那と結婚した時は一緒に飲むのがお互い大好きなので
「一緒に飲める人じゃないと無理よな〜」と2人で言い合っていた程です。
そんな旦那が入院数ヶ月前ぐらいから私にお酒の量を減らすように言ってきました。
旦那自身が私の酔っぱらいにうんざりしていたのと、児相が絡んでいたのもあります。
夫婦共に飲酒量を減らすというのはケースワーカーさんと面談した結果の課題でもありました。
幸い相当酒癖が悪かった旦那は難なく自制し、
家ではほとんど飲まなくなって外でも飲み方を変えました。
時々タチが悪い時はあるものの「基本的に普通に飲む人」になりました。
ここには書きませんが(もしかしたら書いたことがあるかもしれませんが)、
それまでは泥酔するとえぐいほどタチが悪かったあの旦那が普通になった。
ここで私が思ったのは「よかった」だけではなく「おもしろくない」もありました。
泥酔した時は迷惑極まりないし何度も離婚が頭をよぎったものの
家であまり飲まない、もしくはまったく飲まないということは
私にとって晩酌が楽しくないということ。
都合良すぎだろうと自分で思いますが…
一方私のほうは減らすのが苦痛でしかなく、かなりむずかしいことでした。
→当時の記事
今思うと依存症ならではなんですけどね。
当時は無知だったので飲む量を減らせばいつかその量に慣れて満足できるようになると思っていました。
そんなこと一生ないのにね…
その点、旦那は飲まない日を普通に作れるし
減らすのも全然平気で我慢も発生しません。
きちんとコントロールが出来ているから依存症ではないということだけど
「毎日同じようにたくさん飲んでたのに何で?」と今でも疑問に思います。
飲み続けた年数とか体質とかいろいろあるんだろうけど、今となれば心からうらやましい。
あと、旦那がお酒を減らしたのは体のためでもありました。
定期的な血液検査で肝機能はずっと引っかかっていたし、尿酸値はいつ痛風になってもおかしくない数値。
一方私は内臓が強いのか、旦那より飲んでいても肝臓の数値は普通だったので余計調子に乗っていたのもあります。
(過去に思いっきり二日酔いの朝に検査をした時は引っかかりましたが…)
尿酸値に関してはいつも基準値以下でした。
そんなこんなで入院前の数ヶ月は「酒減らせ」だの「病院行け」だの散々言われていたのですが、
減らす努力はしていたけど足りなくて不満でイライラしてしまい
ケンカになったり文句を言われて眠剤飲んでさっさとふて寝したり
理由を付けてコンビニに行くと言って他の物を買うついでにコソッとお酒も買って外で一気飲みして帰ったこともあります。
「ついで」というかメインですね。
そしてこれは今も旦那に知られていません。
旦那に入院をすすめられていたけど頑なに拒否していたのは「入院=断酒」だからです。
私はこんな状態でもお酒を止める気がないというか、やめたくなかったんです。
そんな楽しみのない生活なんて生きている意味がないし。
でも旦那は「そうとは限らんやろ」「決めつけて言うな」と。
いや、入院したら100%断酒させられるやろ!!
決めつけるも何もそういうもんやろ!!
結局ケースワーカーさんにも入院をすすめられ、
コムギにもそのほうがいいよと言われて入院することに決めたけど、
こんなんでも一応止める決心はしてたけど、
どこかでお酒をやめたくない気持ちは消えず
強制でしばらく酒を抜いたら節制できるようになるかもしれないという考えもありました。
で、何年も通っている精神科に紹介してもらったのが今入院している病院です。
かかりつけの精神科は依存症を扱ってない事と入院施設がない為です。
その時聞いたのが、2週間ほどの空き待ちで閉鎖病棟でスマホは使えないとのこと。
閉鎖病棟でスマホが使えないと聞いた時は絶望感でいっぱいでした。
「閉鎖病棟」って単語が重すぎる。
それに今更スマホがない生活って想像がつかない。
しかも数ヶ月単位。
刑務所に入れられる気分でした。


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