【アル中入院日記 #15】鬱到来NEW
←前回【アル中入院日記 #14】断酒後の睡眠について

「【アル中入院日記 #07】断酒を覚悟?」で書いた通り
覚悟はしつつずっと未練タラタラな状態でしたが、
それは変わることなくどうしても楽しみの全てを失う事が受け入れられずにいました。
やはり一番大きいのは旦那との唯一の趣味がなくなること。
考えるだけで泣けてきて必死で堪えたり、夜ひっそり泣いたり、いい加減自分でもイヤになるくらい悲しんでいました。
これを書いている今(2026年2月25日)もまだ完全に受容できていません。
そして入院42日目の2025年11月25日(火)、
午後から何だか体調がおかしいと思っていたら
翌日からまともに動けなくなりました。
鬱がきたか…
最近わりと落ち着いていたのになぁ。
メンタル落ちまくってるのに更に落ちて
更に体調まで悪くなって動けないとか最悪。
私の場合、鬱の症状は午前中(起きた時)からまったく動けず、
軽ければ昼過ぎにに除々に動けるようになり、
ひどければ夕方になってようやく動けるという感じで
休職していた時は夕方からしかまともに動けず、ほぼ寝たきりの生活を送っていました。
しかし今回は夜になっても動けず、数日寝たきりのような状態。
初めてのパターンでした。
飲食も出来ない。
まともに動けない。
気力もなく毎日付けていた日記もこの期間は飛んでいます。
飲食できないから脱水状態になり、
長時間膀胱におしっこを溜めておくのはよくないらしく
12〜18時間とか排尿がない場合は導尿していました。
(その時によって時間差があったので導尿の基準不明)
汚い話だけど、どっかの地ビールとかそんな感じの濃い〜色をしたおしっこでした…
しかもちょうど350mlの時があって、
明るい看護師さんが「ちょうどビール1缶やなぁ!ハハハハハ」と言いながら私のおしっこを持って去っていきました。
いや、一応アルコール依存症で来てるんだけど…
おもろいからいいけど。
で、飲食がまったくできない状態だったので
24時間持続点滴をすることになり、
2週間程ずっと点滴と一緒に過ごしました。
使用していたのはエネフリードとアクチットです。
抹消静脈用の栄養剤と水分&電解質等(+何か薬を2種類入れられてた)です。
この2週間は本当に大変でした。
いや、この2週間に限らず入院生活4ヶ月半でアホほど点滴を打ちまくってきたけど本当にいろいろあった。
これだけで1記事分以上になりそうなので
また番外編にでも書こうと思います。
その後水分は自分で摂取できるようになり
普通に行動ができるようになってきましたが
なぜか固形物のみ一切受け付けなくなっていました。
プリン、ヨーグルト系も不可、
お菓子等も一切受け付けませんでした。
ただ、水分は摂れるようになったので24時間の持続点滴は終了となり
毎日経口用(経管もOK)の栄養剤であるイノラスと点滴のエネフリードで栄養を摂取していました。
飲み物は好きなものならなんでもいけるのに
固形物はヨーグルトですら無理なんて自分でも意味がわかりませんでした。
食事に興味が持てず、食欲もまったくない。
食べたくない、食べられない。
お腹が空っぽな感覚はあるけど「お腹空いた」「何か食べたい」という感覚はゼロ。
自分用の食事を見るのは抵抗があったけど
人の食事を見るのは平気で、テレビのグルメ番組や特集も平気で見れていました。
ただ、食べろと言われるのは苦痛でした。
人によって対応が違うので「無理しなくていいよ」と言う人もいれば「一口でもいいから食べてみたら?」とすすめてくる人もいる。
「ヨーグルトだけでも〜」とか。
食べるように言ってくる人も私のために言ってくれているのであって悪気なんて一切ないのですが
「お願いやから食べって言わんとって」と思っていました。
食べられるなら食べてるもん…
長く食事ができないままの状態だったけど
食材丸見えの食事に抵抗があったので
栄養士さんと相談してとりあえず常食をきざみ食に変更してもらいました。
きっかけは高齢の患者さんが食べているのを見て、
あっちのほうが食べやすそうだなぁと思ったこと。
それでもやっぱり食事はできないままでした。
日記も書けるし、ぬり絵をしたいと思う意欲もあるし、
人と話してゲラゲラ笑ったりもしているので
鬱状態は一時的なものでもう抜け出しているはず。
それなのに食事だけができないというナゾの状態が長く続きました。
それにしても、42日程度でそこまで落ちる?
家での生活から病院での生活に変わったという環境の変化を考慮したとしても
私メンタル弱すぎん?…と。
でも「今後一生」というのはやはり大きかったです。
旦那ともう2度とあの楽しい時間を過ごす事はできない。
私はもう2度とお酒を飲むことはできない。
あまりお酒を飲まない人は「それがどうした?」という感じだと思いますが
お酒を飲むことを楽しんでいる人からしたら「地獄だな」と感じると思います。
※そういう方は今のうちに依存症の知識を持って私のようにならないよう一生楽しく飲める体でいてください。
お酒に限らず依存症というのは一度もスリップ(再使用)せずに回復する人のほうが少ないらしく
何十年と断酒できていてもスリップすることも少なくないようです。
お酒も覚醒剤も薬物という意味ではまったく同じ。
お酒は合法なだけあって、売人に連絡をしなくてもどこでも手に入ってしまう分タチが悪いです。
CMもガンガンやってますしね。
集団療法等で「何が引き金になるか」という話では
「CM(WEB広告含む)」と答える人も多いです。
キレイに編集されたおいしそうにビールを飲む映像が流れますもんね…
こういう事実は現実逃避をしたくなる程とても重く、
ふたつの大事な事を今後一生ガマンして生きていかないといけないというのは
私を潰すには十分過ぎたようです。


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