【アル中入院日記 #07】断酒を覚悟?NEW
断酒なんて受け入れられるわけがないと思いながらも
あんなの知ったら受け入れるしかない、覚悟するしかないやんとも思っていました。
そして自分の無知さにも情けなくなりました。
普通現実を知ってから入院だろうに
入院してから知るとかバカじゃないの。
私は検索魔なので気になることは即検索をするのに
依存症については一度も検索していませんでした。
検索しようと思ったことが一度もないのですが、今思うと何でなんだろうと不思議に思います。
大したことないという意識があったのかな。
入院が決まってからも検索しようという発想はまったくありませんでした。
私の場合、元々アルコール依存症とは診断されていません。
かかりつけの精神科クリニックにはもう7〜8年くらい通っていますが、
お酒の事を聞かれることもあったので
飲まないと眠れない事も休肝日がないことも飲んでいる量も全部正直に話していました。
でも「ほどほどにね〜」とやんわり言われることはあっても
減らしたほうがいいとか止めたほうがいいと言われたことはありません。
それにアルコールと眠剤や向精神薬の組み合わせは本来絶対ダメなはずなのに何も言われないので
毎日お酒を飲んでいる私にとっては好都合でした。
そもそも基本黙って話を聞くのがスタイルなのか
薬や症状の話以外はあまり意見を言ってくる先生ではなく、
子どもの事情や仕事の事も聞かれるのでその都度状況を答えるけど
「そうですか〜」という感じで何か和むタイプの先生です。
(本音を言えばもっと何か言って欲しいけど)
長年通っているから子どもの話なんて不登校くらいはかわいいもんで
補導やら一時保護やら施設やら重い話も何度もしています。
ちなみにそこのクリニックは依存症は専門外です。
私の場合は自覚症状、まわりの認識からアルコール依存症だと判断して
「治したいから病院を紹介して欲しい」と夫婦で受診して今の病院に繋がっています。
病院を紹介して欲しいと言った時も
特に細かく質問されることもなかったので
これまで言わなかっただけで
私に対して「この人はアル中だ」という認識はあったんでしょうね。
そんな流れで依存症の現実を知ってしまったわけですが
ショック過ぎて完全に頭の中は混乱していました。
受け入れられず心の中は悪足掻きもしていました。
お酒を飲めなくてもノンアルで楽しめる可能性もあるんちゃう?とか
あんな事書いてたけど大げさに書いてるだけで、ちょっとくらい飲んでもいいんちゃう?とか
お酒を絶っても幻覚幻聴等のひどい離脱症状がない軽症やから治るんちゃう?とか。(※)
※軽症とか言ってるのはただの思い込みです。離脱症状が重かろうが軽かろうが依存症は依存症で治りません。
とにかく楽しい思い出ばかりが頭をよぎり、
どうにかこれまでと変わらない楽しいお酒生活を手放さずに済む方法がないかばかりを考えていました。
お酒を飲めないことも旦那との楽しみを失うことも受け入れられずに何度も何度も泣きました。
だって夫婦2人での楽しみってお酒やん!
休みの日に2人とも予定がなければ絶対一緒に飲みに行くし、
どこに行くか考えるも毎回旦那の優柔不断が発動してなかなか決まらなかったり
行く場所によってははしごしたり
そのはしごもお店によって行く流れが決まっていたり
途中5スロ専門店でジャグラー打ったり
帰りにシメでうどんやラーメン食べたり
これが私たち夫婦の休日やん。
お酒が飲めなければもう休日一緒に楽しめることなんてないやん!
失恋した人みたいにもう未練タラタラでした。
加えて、病院でOBの人や自助グループに参加している人の体験談を聞く機会が何度かあり、
アルコール以外の依存症の方の話も聞きましたが
やはり依存症というのはアディクションを断つしかないと再認識しました。
そしてアルコール依存だった方に質問しました。
「今飲み会に行って楽しめますか?」と。
答えは「飲みたくなってつらい」でした。
やはり何年断酒していてもそうなんだ。
私の悪足掻きの考えなんて現実逃避でしかなかったんだ。
別の場の別の人だったかどうかは忘れましたが、
冠婚葬祭等でどうしてもお酒の席に参加しなければいけない時は
行く前も帰ってからも自助グループの人と連絡を取っていた、と話していました。
断酒ってそんなに厳しいものなのか?!
現実を知れば知るほど気持ちは沈むばかり。
ただ、アルコールに限らず他の依存症の方であっても体験談を聞くというのはとてもためになりました。
そんな感じでいろいろな感情に振り回されてつらい毎日を過ごしていましたが
日記を読み返すと「受け入れられない」「そんなん生きている意味がない」と何度も書きながらも
除々に受け入れ、入院20日目辺りではほぼ断酒を覚悟していました。
ただ、旦那との楽しみに関しては別の話で、
これを書いている今(2026年2月6日)でもまだ受け入れられていません。
「受け入れられないけど諦めてはいる」という感じかな。
もう二度とお酒を飲むつもりはないし、絶対断酒するんだという強い覚悟はしています。
でも生きていく楽しみは今もないまま無気力です。
ちなみに旦那はアウトドア興味なし、めんどくさがり、買物興味なし、スポーツ興味なし(居酒屋で野球中継が流れていたら時々見る程度)、何かの体験とか見学も興味なし、他なんかあるっけ…
麻雀、パチンコ、スロット、競馬、ポーカーは嗜む程度にやるけど、ギャンブルなので私の依存対象がそちらに移る可能性が高いのでNG。
そもそも一緒に飲むのが楽しかったんだ。
代替方を考えたところで意味がない。
…と言ったところで小さい子が駄々をこねているのと何も変わらない。
どうしようもないんだから。
なので、断酒は覚悟出来ているけど
こちらの件はどうしたら割り切れるのかまだまだ模索中です。


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