こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギが学校のガラスを割った

今日「いきいき」にお迎えに行ったらコムギがガラスを割ったとの報告がありました。

不可抗力の場合は保険で直せるけど
完全にコムギが悪いので弁償です…

 
最近はお迎えの時に3階の活動室まで行かず1階で待ってるのですが
先に降りてきたコムギは何も言わずルンルンしてたので
後から降りてきた指導員さんにそんな報告をされるとは思いもしませんでした。

私だったら学校のガラスを割ってしまったら親に会うの怖いけどな…
普通うしろめたくなるもんじゃないの?

後で話をしたら決して罪悪感がないわけじゃなく
悪い意味で切り替えが早すぎるせいだとわかったものの
都合の悪い事だけさっさと忘れるというのも特性なんだろうか…

 
ガラスを割った経緯ですが、
まず「一番早く外に出るための場所取りとして帽子を置く」という事が日常行われてて
それはここ最近禁止されてたそうです。

正直どういう状況かいまいちわからないけど…

でもコムギは場所取りの為に禁止事項を破って帽子を置き、
誰よりも早く外に出ようとした結果「それはやったらあかん」とみんなに怒られたそうな。

で、怒られて逆上したコムギが八つ当たりして帽子を窓に何度も投げつけ
指導員さんに怒鳴られても止めず、ガラスが割れてしまったそうです。

 
我先に…と自己中を炸裂した挙句、咎められたらキレるって最低やんか。

 
八つ当たりが人へ向かなかった事だけはよかったけど
ガラスが飛び散った廊下に人がいなかったのは結果論であって、
ヘタしたら大ケガをさせる可能性もある行動なので何があっても絶対やったらいけない事。

日頃からガラスは割れるもんだと散々言い聞かせてきてただけにショックです。
初めてガラスを割って身をもってわかってくれたらいいんですが…

ガラスの弁償の為のお金はコムギのお年玉から徴収する事にしました。
お金をコムギの目の前で払って「これが弁償というものだ」というのを見せようと思ってます。

金額の感覚はまだあまりないので
このお金で何が出来るかという説明も添えて。

 

そして指導員さんとしゃべったついでに
リュックの持ち手が取れた事の話をしました。

こっちが悪い事をした状況で言うのは気が引けたけど
一対一で話をする事もあまりないので「今かな」と。

そしたらコムギの説明とはニュアンスが随分違いました。

 
きっかけはコムギであったとしても引っ張られて取れたのに
ゴメンの一言もなく「自分が悪いんやろ」と言われた事に違和感があったのが当初ですが、
経緯を聞くと「え、それは取れてもしゃーないやん」と…

コムギが背負ったリュックをふざけて振りながら人にぶつける遊びをしていて
止められても止められても止めず、止めに入った指導員さんが掴んだ際に取れたそうです。

指導員さんが引っ張って取れたんじゃなく、
コムギが左右に振りまくる力が加わって取れたんやん!

話が違う!

 
この時この流れを見てたトップの指導員さんは
「自分でおかあさんに説明できるな?」と促したそうですが
実際伝わってきたのはニュアンスの違う内容。

「3年生だから」との事かもしれないけど
コムギに正確に説明させるのは無理があるようですね…

聞いてた話と違った為、勘違いしてた事も正直に話し
こういう状態できちんと説明出来ない子なので直接聞きたいです、とお願いしました。

 
健常児でも自分の都合のいいように話す事はあるだろうけど
コムギの場合、今回は誤魔化そうとしたというよりは
「オレはちゃんと伝えた!」という主張が強く、
実際「自分が悪い事をしたから」という自分の非は認めてます。

ではなぜ正確に伝わらないのか?

普段からよくある事だけど、自分の思ってる事が自動的に相手にも伝わってると思ってるフシがあります。
なので肝心な部分を省略しがち。
自分の思ってる事を相手も共有してるかのように話してくる事が多いです。

アスペルガーの人に多いような気がしますが…

 
人に手を出す事がなくなった部分には少し安心してたけど
他にも問題はいろいろあるもんですね。

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