こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

家で仕事が出来るが故の葛藤

ユッチは結局金曜日に復帰しました。

木曜夕方、病児保育室にお迎えに行くと
「明日らから登園OKですよ。診療所で意見書を受け取って帰ってくださいねー」と。

え?ちょっと待って…
早くない?

と、改めて経過と年齢を伝えて「まだですよね?」と言ったけど
「この経過ならOKです」と。
ほんまにええの?
念を押した上でOKって言われたんだからいいんだよね?

 
そんなわけで1週間ぶりの登園となりました。

長かった!
きつかった!(←ユッチ本人が)
すっかり痩せました。

でも「ユッチちゃん来てるで!」と興奮しながら喜んでくれた友達もいたらしく
母としてほのぼのした気持ちになりました。

コムギの時はこんな風に誰かが喜んでくれた事なんてなかったなぁ。

 

ここからは愚痴になりますが、
贅沢な悩みだという事は理解した上での愚痴です。

私の仕事はWEB関係で、ホームページを組み立てる作業をしてます。
(勘違いされやすいけどデザイナーではありません)

こういう業種なので環境が整ったPCとネット環境さえあれば仕事は出来ます。
なので、子供が病気で出社出来なくても自宅作業で乗り切ってきました。

これについては「家で仕事できていいなー」「よかったね」
「家で出来るなんてうらやましいわー」等々いろいろな言葉をもらうし
たしかに出社出来なくても仕事が出来るというのはいい事です。

実際、家で出来る職種でよかったと思う事が大半だし
数年前のオタフク&インフル×2人分をくらった時は
月の半分くらい出社出来なかったので
自宅作業が出来なかったら会社に大変な迷惑を掛けてたと思う。

子供がいると病気だけの問題じゃなく、
台風や学級閉鎖等、子供は元気だけど登園・登校が出来ない時もあります。
なので家で仕事が出来るのはありがたいけど…

 
でも家で出来るが故の悩みもやっぱりあったりします。

 
自宅で仕事が出来る為、子供に何かあっても家で仕事をするのが普通になってます。
その間病気の子供は当然放置。

微熱程度で元気いっぱいだったらまだいいけど、
高熱でしんどくて泣いてても抱っこしててあげれない…

「寝といてなー」「何かビデオ見る?」と誤魔化すのみで
寄り添ってあげれない…

家で出来ない仕事なら休みと割り切ってしまえるけど
家で出来るが故に仕事をしてしまう。
(チャットで常時繋がってるので尚更)

 
まぁ、私が割り切って休ませて欲しいと言えばいいだけの話だし
そう言ったところで会社に何かを言われるわけでもなく
たぶん快くOKしてくれると思うんですけどね…

結局は自分自身の問題なのですが
性格上甘える事が出来ないので家で仕事が出来る環境である以上、
どうしても休むという選択が出来ないんです。

 
でも子供がつらい時くらいは休むべき、寄り添ってあげるべきだという気持ちはあります。
ほんとダメ母だと思います。

わかってはいるけど迷惑を掛ける事を恐れてしまう。
しんどくて泣いてる子をあしらうのはつらいし、子供もつらいと思う。
それでも仕事を優先してしまう。

そのせいで痙攣を見過ごしたこともあるしね…

私みたいな性格の人間は「仕方ない」という状況にならないと受け入れられないので
自宅で仕事が出来るというのも問題だと思います。

 
「家で仕事が出来る」=「うらやましい!」という反応が大半だけど
意外にもこういう葛藤もあったりします。

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