こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

年長ユッチ、やっと指しゃぶり卒業

ユッチが6歳前にしてやっと指しゃぶりを卒業しました。

長かった!

生後1ヶ月で器用に親指を吸うようになり、
3歳児健診では歯を見ただけで指しゃぶりを指摘され、
1年前の保育所の歯科検診でも「隙間あり」と指摘され、
この春やっと止める事が出来ました。

詳しくは下記リンク先をどうぞ。

→2015年11月投稿「4歳児の指しゃぶり事情」
→2016年6月投稿「歯科検診、ユッチ編」

 
元々3歳までには止めさせたいと思ってたけど
単純なコムギと違ってぜんぜんうまいこといかない。

指しゃぶりは感覚さえ忘れてしまえばOKです。
一度感覚を忘れてしまうと再度指を吸ってみても
「あれ?これのどこがよかったんだ?」という感じになります。

なので、とにかく指を吸う感覚を忘れてもらうのが大事。
それには指を吸わせない事が大事。

 
なぜそんな事がわかるのか?

 
えぇ、私自身わりと大きくなるまで指を吸ってたのです…
ユッチどころじゃないです。

やめたきっかけは指吸いダコが恥ずかしかったからですが
指しゃぶり自体は寝る時だけだったので他人にはバレないけど
親指の指吸いダコは隠せないのでコンプレックスになり
「よし、止めよう!」と自分から努力をしました。

 
でも2歳とか3歳だと恥ずかしいなんて思わないし
自分から止めようという気持ちにさせるのはむずかしい。

3歳児健診の歯医者さんに「1年以内にやめさせてください」と言われた時は
「歯医者さんと約束した!」と初めてユッチが乗り気になったけど
やっぱり「やめられへん!」「指吸いたいもん!」と結局効力ゼロ。

最初は指摘すると口から指を出したりはしてたけど
子供って意気込みは長続きしないようです。

 
指しゃぶりは無意識にやってしまうものなので
寝る時手に靴下を被せたり物理的に吸えなくした事もあるけど
夜中に何度も怒って泣きわめく為断念。

これによって寝る時はまだむずかしいと感じたので
とりあえず起きてる時だけ止めるというのを目標にしました。

しかし、起きてる時は手を使う事が多いので靴下をしてしまうと不便すぎる。
かと言って何もしなければ普通に指が口にいきます。

 
うーん…
と考えた結果、こんなものを自作しました。

洗い替えを考えて2種類の柄で2つ作成。
遊ぶ時もジャマにならないしかわいらしい物なら嫌がらないかなぁと。
親指自体は出てますが、気付く事が目的なのでこれで十分です。

 
しかしこれも撃沈。

最初は喜んでがんばってたけど
次第に飽きてくると嫌がるようになって
「指吸いたいの!!!」と怒る始末。

しぶといわ、ユッチ…
結局時々声を掛ける程度でそのままになってました。

ちなみに指に何かを塗るという方法もあるし
専用の商品も出てるみたいですが、この方法だけは止めておきました。
指を吸えないという事だけでもストレスなのに
苦痛を伴うような事はしたくなかったので。

 
そして年長さんになったこの春。

「今日チュッチュしてないでー!」と言ってくるようになり
ほんの数日であっさり卒業してしまいました。

もう長い目で見ていくしかないと思ってた事なのに
こんなあっさり止めてしまうとは。

結局のところ本人が「止めたい」「がんばろう」と思うのが一番の近道なんだろうな。
逆に言うと本人が本気でやる気にならなければ親がどう足掻いても難しい…

 
指しゃぶりを早く止めさせたかった理由は歯並びへの影響ですが
短期間で元に戻ってくれました。

これがちょうど1年前の歯並び。
歯が生え揃ってからずっとこんな感じでした。

そして現在の歯並びです。

すっかり落ち着いてます。
子供の体の「元に戻ろうとする力」ってすごいですね。

前歯の色がおかしいのは過去のケガによるものですが
これも永久歯に影響しないか気になってます。

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