こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギのメガネ購入と驚愕の値段

土曜日は仕事が終わってからコムギのメガネを買いに行ってきました。
前の投稿で決めた子供用メガネの専門店へ。

 
フレーム選びはわりとあっさり決まりました。
いろいろ説明を聞いて壊れにくくフィット感のあるタイプに決定。

コムギは青がいいと言ってたけど在庫がなかったので黒に。
褒めたら意外とあっさり納得してくれたので助かりました。

 
初めて利用した子供用メガネのお店ですが
いろいろ関心しました。

同じデザインのフレームであってもサイズは複数あるし
鼻パッドの形状も2タイプありました。

量販店で大人用のメガネを選んでると
「これ、もう少し大きいサイズがあったらなぁ」と思ってもまずありません。
(私は顔が大きい)

そういう理由から結局サイズの大きい男性向けのフレームばかりになってしまうのですが
子供メガネの専門店では「ジュニア向け」「ティーンズ向け」みたいに
同じデザインでもサイズが分かれてるようです。

 
あと、活発で物の扱いが雑なコムギには
あのウニョッと出た金属にくっついてるタイプの鼻パッドは向かない。

調節はしやすいだろうけど変形もしやすいし
顔面をぶつけた時の痛みもなかなかのもの。

私は子供が顔面にぶつかってきて悶絶するという経験を何度もしてます…
あれは本気で痛い。

コムギの行動を考えると鼻パッドが原因でケガをする事すらありそうなので
フレームが盛り上がって一体化したようなタイプの鼻パッドのほうがいいと思ってました。

なので、「これいいな」と思ったフレームで
どちらのタイプも選べるというのはやはり魅力。

 
個々の顔の形状に合わせるという部分も私が経験した事のないもので
合わせるのに数十分かかったほど細かい。

耳の角度にきっちり合わせて曲げて
実際にジャンプしてズレないかまで確認します。

調子に乗ったコムギは終わってからも必要以上にジャンプしてたけど
それでもまったくズレませんでした。

私のメガネなんてちょっと飛んだらすぐズレるよ…

目からレンズまでの距離や左右の角度まで測ってしっかり調整。
すごいな…
私もちゃんとしたメガネ屋さんで買いたいという気持ちが出てきました。

 
説明を聞く限りはフレームが修理不能になる事はよっぽどじゃないとなさそうだったので
「さすが子供用だなー」と安心してたのですが
気にすべきはフレームではなかった事にこの後気づかされます。

 
問題はレンズのほうでした。

 
フレームの価格はホームページで見れるので
2万円前後だとわかってたけど、いまいちわからなかったのがレンズの価格。

通常の近視や遠視のレンズではなく
プリズムレンズなので「〇〇円~」という表記はアテになりません。

 
で、告げられたレンズの価格は30000円オーバー!

 
うそ?
まじですか?

フレームは多少歪んだり破損しても修理が出来るけど
レンズが傷だらけになったり破損したら修理は出来ません。
おぞましや~~。

動揺を隠せない母。
いろいろ説明を聞いたけど、一番安くてこの価格だそうです。
近視、遠視、乱視のみに使うレンズではプリズム量が3までしか対応できないらしい。

プリズムの度数が4△(←プリズムディオプターという単位らしい)あるコムギは
通常のレンズでは対応できない…
「そんな高いの買えません」なんて言えるわけもなく、選択肢もない。

このレンズもプリズム量は5までしか対応しておらず
6以上になるならメーカーと相談という事だそうです。
ただ、10までは作った事があるので不可能ではないとの事。

不可能じゃなかったとしてもおぞましい金額になるだろうな…
(相当分厚くなるので薄くする加工費等も…)

眼科での度数合わせの時にコムギが一番見えやすい度数を探ってた時
「思ったよりプリズムの量が少ない」と視能訓練士さんに言われた事を思い出しました。

斜視の角度のわりには度数が低かったという事だと捉えてるけど
ヘタしたら「メーカー相談」の度数になってた可能性もあったと思うとゾッとします。
そして今後そうなる可能性がある事にもゾッとします。

今まで知らなかったけどレンズの種類によって対応できるプリズム量が違うという事。
「お店によって上限が違う」と書かれてたのはこの事なのかな。

もし量販店にしようと決めてたとしても
対応できなかった可能性も考えられます。

 
そんなこんなで、驚愕の値段になってしまいました。
その金額というのは、

58,320円

 
4万くらいは覚悟してたけどまさかの6万弱。
しばらく放心したほど受け入れられないお値段でした。

私のメガネが11個買える…

今回は保険が適用されるのでおそらく2万円程度の負担になると思います。
(私の収入ではそれでもじゅうぶん高い)
でも次に買う時は実費。
プリズムさえなければ安いお店で買うという事も可能だけど
コムギの場合はそういうわけにもいかなさそうです。

市区町村によっては保険とは別で助成がある地域もあるとの事で
保険を申請する前に区役所に問い合わせてくださいと言われました。

保険の申請は処方箋の原本が必要なので
先に提出してしまうと助成が受けられなくなってしまうらしい。
処方箋も領収書もコピーを取っておくように言われました。

助成が出るならありがたいけど期待はしないでおこう。
(眼科ではその説明は一切ありませんでした)

 
メガネが出来るのは10日後です。
プリズムレンズは厚みが気になるところだけど
太いフレームを選んだので薄くする加工はしてません。

 
最後に。

子供用メガネのお店で一番関心したのは子供への接し方でした。
きっと指導が徹底されてるんだろうと思います。

コムギみたいなタイプは調子に乗るのでちょっと困りものですが
普通のお子さんならありがたい対応のはず。

でもコムギはほんとにめんどうでした。
書くのもあほらしい内容だけど小学生なので親としては恥ずかしくてたまらない。

コムギより少し小さいお子さんでもおとなしくしてたけど
大人しい子供なんてめったにいないのできっと普段はそこそこヤンチャなんだと思う。
でも大人しく出来るという事は状況を見れてるという事ですよね。

一方コムギは自分の感情がすべて。
言っても言っても聞かないどころか耳に届いてない気さえする…

どんどん健常児との差を感じる今日この頃です。

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