こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

クラス懇談、初めて他の子と比較した

授業参観の続きのような感じですが
参観が終わったあとはクラス懇談がありました。

1年生の子たちは外で遊ぶなり、「いきいき」に行くなり、習い事があっての下校なり
それぞれ親から離れた行動を取ってましたが
コムギだけは教室から離れようとしませんでした。

外で遊ぶように言っても拒否。
大人のお話があると言っても聞き入れず
結局懇談の間はずっと教室にいました。

 
そんな中、それぞれの親が発言する場面が。

 
発表の内容は、最近あった「家のお手伝いをする」という宿題を経て
家ではどんな様子だったかというもの。

事前に家でおうちの人がどんな事をしているか、
自分はどのお手伝いをするか、という事を記入するプリントがあったのですが
コムギは学校に置きっぱなしにしていたのもあり
何を書いて何を手伝うと決めたのかまったく知りませんでした。
(学校で授業中に記入したらしい)

そもそもお手伝い以前に自分の事すらまったく出来てないコムギ。
日常がスムーズにまわらないという状況で
当然お手伝いなんてしてるわけもなく何を話せばいいんだろうか…

他のお子さんの話を聞いてると
下の子のお世話をしたり、普段は言う事を聞かないけどお手伝いをがんばったという話、
すごい子は1人でカレーを作るというものもありました。

 
そして他の方の話を聞いてると急に泣きたい気持ちに…

 
現在は情緒面の問題以外は平均的だけど、小さい頃は発達に遅れがあったコムギ。
それでもこれまでは他の子との違いを感じても
本気で落ち込む事は一度もありませんでした。

誰かと比べようなんて気持ちもなかったし
癇癪には心底悩んだけどコムギはコムギだと思ってたし
同じ年の子より劣ってるという事でショックを受ける事もなく。
そして今日の授業参観もいたって普通でした。

 
それなのに他の子と比較してしまって初めて泣きそうな感情が。

 
悲しいのか情けないのかうらやましいのか自分でもよくわかりません。
初めての感情でした。

いきなりこんな感情が沸いた理由もよくわかりません。
一番はっきりとしてた感情は「次元が違う」という感覚でした。

 
どこのママさんも怒ってばっかりだったり
言うことを聞かない子供に手を焼いてると思う。
実際そういう話は多いし、みんな悩んでると思う。

でもそれとは同列では語れないニュアンスの違う部分があると
改めて感じてしまったような気がします。

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