こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

知らないのが普通だった

もう1ヶ月近く前になりますが、夏休みが始まった頃の話です。

「いきいき」にお迎えに行くと、
コムギと一番仲の良い男の子のママさんによく会います。

その男の子はコムギが3歳の時に1年だけ通ってた保育所で一緒だった子で
当時もダントツで一番仲が良かった子。
お迎えの時間帯が同じなのでママさんともよく顔を合わせてました。

 
見てて微笑ましい事この上ないのですが
その子は「デキる男子」です。

勉強も出来るし、コミュニケーション能力もあってしっかりしてる。
でも男子らしいアホっぽさ(=子供っぽさ)もちゃんと持ってる。

それは3歳の時から感じてた事ですが
1年生になった今も印象は変わりません。

コムギと違って帰りの用意も早いので、
うちのほうが5~10分早くお迎えに行っても毎回帰りは一緒になります…

お迎え時に怒られるような要素もゼロなので
ママさんに怒られてるところも見た事がないです。

2人でふざけてて苦笑いされる事はあるけど
呆れるような行動というのは一度も見た事がありません。

 
考えれば考えるほどコムギと気が合う理由がさっぱりわからん…

 
こんな感じなのでその子のママさんとちょこちょこ話をする機会もあるのですが
夏休み中のとある日に「いつも汗だくやけど、いきいきってクーラーないんかな~」と言われました。

「いきいき」はいつもエアコンがガンガンに効いてます。
それでも子供たちは汗を流してたりするけど
「何でエアコンが効いてる事を知らないんだろう」と一瞬不思議に思いました。

と、同時に「詳しく知ってる私がおかしいんだ!」とハッとしました。

 
「いきいき」は3階の端っこにあるので保護者が部屋に到着する頃は
ほとんどの子が用意を済ませて出てこれる状況です。
(正門のインターホンで事前に名乗ってるので)
仮に部屋から出てきてなくても廊下で少し待てば済むのが普通。

でもコムギは待てども待てども出てこない事が多く、
指導員さんに帰る準備を促されても出来ず
私が中に入って指示をする事も多いのです。

早い時は超絶に早いけど、それは「オレは今日はやるんだ!」ぐらいの特別な意気込みがある時のみで
8~9割は中に入って口を出してるのが現状。

 
なので、「何でエアコンが効いてる事を知らないんだろう」ではなく
知ってる私が普通ではないんだと初めて気づきました。
ふと思えば他の保護者が部屋に入ってるところって一度も見た事がない。

この会話からコムギの用意の遅さと指示の通らなさを改めて認識する事になってしまいました。

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