こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

途中で切り上げた淀川花火大会

昨日は淀川花火大会に行ってきました。

打ち上げ場所の付近はかなり混雑するので
子供が生まれてからは少し離れた河川敷で見てます。

満員電車がイヤなので自転車移動が基本だったけど
大きくなったコムギとユッチを乗せてこの距離を走るのはもうつらい。
(自転車は手動です。電動アシスト付いてません)
体力や筋力面だけじゃなく「前が見えにくい」という物理的な問題もあって。

まぁ、5歳になった子を前側のチャイルドシートに乗せてるんだから
そりゃー見えんわな、という話ですが。

 
そういうわけで今回は電車を利用。
コムギはサマーパスがあるので電車賃はタダです。

今年初の浴衣なのでホームでササッと記念撮影~。

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河川敷に到着するとすぐ花火が始まりました。

とりあえず座れる場所を探そうと大勢の人の中を歩いてたのですが
それまで繋いでたユッチの手が突然離れたので
「おいでや~」と手を差し伸べたのにユッチが来ない…

あれどうした?
普段はこれで走って手を繋ぎに来てくれるのに
指で耳を塞いだまま立ち竦んでました。

 
今思えばこの時から不穏だった。

 
でも単純に花火の音にびっくりしてるとしか思わず
腕を引っ張りながら誘導してとりあえず座れる場所に移動。

落ち着ける場所に行ったものの、ユッチは怖がって耳を塞いだまま。
花火は初めてじゃないし好きだったはずなのに?

コムギほど神経質じゃないので最初はあまり気にしてなかったけど
耳を塞いだまま地面につっぷしたり、立ったり、座ったり落ち着かない様子。
不機嫌な顔をして花火もまったく見ません。

一体どうしたんだろうか。
「怖くないでー」「キレイやで?見てみ?」と言っても全然ダメ。

耳を塞いだまま急斜面を移動しようとするので
「危ないから耳から手離して」と何度も言ったけど
まったく聞き入れず急斜面で案の定転倒…

顔や腕に砂がたくさんついてるのに払おうとせず
何を言っても頑なに耳から手を離さない。

普段小さな傷ですら大袈裟に騒ぐユッチなのに
肘を擦ってても耳から手を離そうとしないなんてめずらしい。

これをきっかけに大粒の涙を流してワーワー泣き出して
「帰りたい」と泣き止まなくなってしまいました。

 
普段はある程度話を聞いてくれるのに今回はどうしてもムリ。
大きな声で泣いてるのでまわりにも迷惑だし
その声にイラついたコムギが文句を言って更に泣くという悪循環。

しかもコムギが「花火大丈夫やから!!!」と
ユッチの手を無理矢理耳から離そうとするので余計ヒートアップ…
コムギに止めるよう言ってもこれがしつこいんだなぁ。

「大丈夫やって言ってるやろ!」とか「怖くないわ!」とか
自分が平気だからって押し付け方がひどすぎる。
人一倍怖がりなくせに!

 
ユッチはとにかくこの場にいたくない、離れたいという感じで
わかりやすく言うと雷に怯えて泣く子供と同じ状態でした。

もうどうにもならなさそうだったし
まわりにも迷惑なので結局途中で帰る事に。

花火を見たいコムギを説得するのは面倒だったけど
とても花火を見る状況じゃなかったので諦める事にしました。

という事で、今年の淀川の花火は最後まで見れないまま終わりました。

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