こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

まだまだ1人で降りられない

もうすぐ4月が終わろうとしてますが
コムギはいまだに集団登校の集合場所に1人で行けません。

他の新1年生は2日程親に付き添われてる姿を見たけど
それ以降付き添われてる姿は見てません。

 
というのも、集合場所は自分ちのマンションのエントランスだから。

 
エレベーターで降りるだけなのです。
大規模なマンションならともかく、
うちのマンションはワンフロア5軒の小さなマンション。
玄関を出てすぐエレベーターがあるような所です。

1度だけコムギが「1人で行ってみようかな」と言ったのが2週間前。
結局直前になって「無理!やっぱりついてきて!」となったのですが
それ以降は毎日「ついてきて」と言います。

 
そんなコムギが今朝「1人でがんばる」と。

「お、ついに?!」と思ったら
「やっぱりエレベーターのとこまで来て」というコムギ。
で、エレベーターの前まで行ったら結局「やっぱり下まで来て…」と。

コムギなりにがんばろうとしてる気持ちはわかるので
「ムリやったらついて行くよ」と逃げ道を残して対応してます。

甘やかしだと感じる方もいるかもしれないけど
ここで逃げ道を用意しておかないと
ギャーギャー大騒ぎして収拾がつかなくなる事もあるので長~い目で見ようと。

 
これだけを読めば不安の強いうつむき加減の子を想像するかもしれないけど
ぜんぜんそんなふうには見えなくて
1階に降りて知ってる子を目にしたら調子乗り全開です。

「1人で行けない」と言ってる姿なんて信じてもらえないほど普通。
「あぁ、オレな~」とえらそうに話し掛けるし
女子相手にちんちんがどうとか下ネタまで振りまいてます。

なので、客観的に見ると心配性な母親がついて来てるだけ、というふうに見えると思う。
私としては出来ればついて行きたくないし、1人で降りて~と思ってますが。

それに、コムギの気持ちに寄り添って長い目で見ようとは言いながらも
さすがにそろそろ1人で降りれてもいいですよね?…と思うのも本音です。

 
同じマンションの1年生の男の子は知的障害があるようで
ちゃんとコミュニケーションが取れないながらも1人で降りてきてるし、
体調不良で数日出遅れた1年生の女の子も
母親に付き添われてる姿は見たことがないし、私にも元気よく挨拶してくれます。

コムギもみんなが1人で降りてきてるのは知ってますが
だからと言って恥ずかしいという感情はない様子。

その感情を感じない事が良いのか悪いのかは複雑で何とも言えませんが。

 
いつになったら1人で降りれるのかな。
本人に聞いたら「2年生になるまで!」と言ってるけど
さすがにそれはかんべんしてーーー。

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