こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

生活科の課題にどんより

少し前の話です。

2年生の生活科の授業で「私のアルバム作り」というのをするそうで
コムギが「生まれた時の体重と身長と名前の由来教えて」「あと、0歳から6歳までの写真ちょうだい」と言ってきました。

えー、めんどくさい。
写真はたくさん撮ってるけどうちは普段現像をしてないので
膨大なデータの中から適当に見繕って印刷しないとあかんやーん。

 
そしてその話を聞いた数日後、
0歳から6歳までのエピソードを記入するプリントを持って帰ってきました。
親から聞き取りをして自分でまとめて書く仕組みだそう。

深く思い返せばいいエピソードもたくさんあると思う。
でも過去を思い返すとどんよりとした気分になってしまいました。

別に壮絶な事があったわけでもないし、
悩みに悩んでドツボにはまったという程でもないつもりです。
でも確実に健常の子よりはいろいろあった。

1人目、2人目という部分を差し引いても
ユッチの子育てとは明らかに違う部分があった。
そしてそれは今も継続してます。

 
軽く考えて適当なエピソードを話せばいいだけの事ですが
思わず「残酷な宿題出すなよ」と心の中で悪態をついたほど一瞬どんよりしてしまいました。
まぁ、人間って楽しかったことより大変だった事が記憶に残ってしまうからだと思いますが。

別に悪い課題じゃない事はわかってるし
子供自身が自分の小さな頃を知るいい機会だとは思います。

でもこの場合、求められる内容は「ほのぼの」や「笑っちゃう」系のエピソードでしかないですよね?
その「型にはまった感じ」にモヤッとしたのかもしれません。

問題を抱えた人間を育てるのって笑顔で語れるものじゃない。

 
とは言っても趣旨はきっとすばらしいもの。
気を取り直して「こんな事があったよ~」と各年齢ごとに「一般的な部分」だけをきちんと話しました。

もちろん問題事には一切触れてません。
ただの課題なんだから気にせず適当にすればいいいと思いつつ
何だか嘘をついてる気分になってしまった出来事でした。

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