こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

本番前日、リハーサル

土曜日は某合唱団の定期演奏会のリハーサル日でした。

うちは所属してるわけじゃなく、一般の部(子供対象)での参加です。
→詳しくはこちら

一般の部で歌うのは2曲。
そのうち1曲は振り付けがあります。

 
第一回目の練習日の投稿で書きましたが
練習をほぼ放棄したコムギが「おかーさんと一緒ならやる」と言い出したので
当初は私も一緒に舞台に立とうかと考えてました。

でも、ふと考えるとコムギは8歳。
小さな子なら母同伴もアリだと思う。

でも8歳。

 
ないわな、と。

 
出たくないなら出なければいい。

コムギは振り付けがイヤだという理由だったので
もう1曲はちゃんと歌うと言ってるし
1曲でも本人の意思でがんばれるならそれでいいか、と。

でも立ち位置や進行の問題もあり
コムギと話をした結果、両方出る事になりました。
でも本人が納得した上での事。

 
しかし、リハーサルではどっちの曲も全く歌いませんでした。

振り付けもしない。
口も開かない。
一言も声を出さない。

それだけじゃなく、みんなが立ってるのに1人座り込んだり、
退場の練習ではハイハイに近い形で移動したり…
まぁ、「特性全開」な状態でした。

 
前にも書きましたが、コムギは保育所や学校の発表会では張り切るタイプで
練習をさぼったりする事もなく、本番も精いっぱいやってきてます。

むしろ楽しそうで「おかーさん、見ててな!」と張り切ってて、
先生にも「率先してがんばってます」と言われるくらいです。

なので、正直戸惑いました。
発達障害の子が1人違う行動をしてしまう事は「あるある」だと思うけど
コムギはこれまでにこういう経験が一度もないのでどう対応していいのかわかりません。

 
慣れない環境、知らない人たちの中だとこんなにも違うのか。
しかも「歌はちゃんと歌う!」と自ら宣言してたのにこの状態。

ちなみにコムギは歌詞も覚えてるし、
嫌がってた振り付けも家では楽しそうにやってます。
全部マスターしてます。

 
親バカだけど、コムギは声が通るし音感もあります。
マジメにやればユッチよりよっぽどうまいです。

家での練習も一般参加には特に求められてない下のパートを歌う事も多く、
親バカながら「ほぇー」と感心してました。

私は音痴なのでハモるのとかムリだし
片方につられるタイプなのでただただ関心…

まぁ、下のパートにつられて音程が取れなくなってしまうユッチは怒ってたけど…

 
歌がキライなら別にいいけど、
歌が好きで上手なんだからもったいない。

慣れない場所や慣れない人ががニガテなのはわかってるけど
状況がわかる年齢だからこそほんの数分だけでもがんばってほしかった。

しかもリハでは歌わないのに帰りの道中や電車では歌うという意味不明っぷり。
電車では迷惑になるので「電車では歌わない!」と注意したり。

「歌って!」と言ったり「歌わないで!」と言ったり
私自身ワケがわからんくなる…

まぁでもそこをコントロールできないのが特性ですよね。

とりあえず妨害するような事はなかったのでそこだけは安心しました。
ただ、大きな迷惑は掛けてないかもしれないけど
合間合間でヘンな行動があり、正直落ち込む部分もあったり。

 
こんな状態で翌日の本番はどうなるのか?
朝からリハがあるけどそれもどうなるのか?!

「無理なら無理で仕方ない」と思いつつ
「出来るんだからがんばってほしい!」という気持ちもあり葛藤してました。

 
続きます。

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