こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギの現状にガックリ

まず初めに…
思ったままに書いてるのでまとまりがない部分があるかもしれません。

 

夕方のお迎えの時、小学校の正門前に着いた瞬間
「コムギくんのママー!!」と大声で呼ぶ声が聞こえました。

声の方向を向くと、コムギと同じ学年の女の子が車の中から叫んでる。
(信号待ちの為少し距離があった)
保育所から同じだった子なので馴染みがあるし
いつも元気な子なので「はーい!」と元気よく返事をしてママさんにも挨拶をしました。

 
そしたら続けて大声で

「今日コムギくんなー、〇〇くんのメガネ壊してんでー!!」

と。
 

へ?何?今何て言った?
メガネ壊した?

 
嘘やろーーーーーーーーーーー!!!

 
相手は仲のいい男の子だけど一体何が…?
ショックを受けつつ「いきいき」のインターホンを押して中に…

最近は帰る用意が少し早くなってた事とトラブルが減った事から
3階の活動室まで上がらず1階で待つ事が多いのですが
今日はひさしぶりに3階まで上がりました。

ちなみにほとんどの方が1階の階段下で待ってます。
中には校内に入らず校門前で待つ方も。
もし連絡事項がある場合は指導員さんが直接言いに来てくれます。

 
話を聞くとメガネが壊れた経緯はドッヂボールであって
決して悪気があってやったわけじゃないという事。

壊れたメガネを見せてもらったら
幸いにも精密ドライバーがあれば治りそう。
どこも破損しておらず、衝撃でツルの部分が外れてしまってる状態でした。

わざとじゃない事と、修理可能という事にとりあえずホッ。

 
しかし、そんな出来事があったにもかかわらずコムギは一切反省せず
調子に乗り過ぎてそのお友達にヘンなあだ名を付けてふざけてたようで
お友達はかなりご立腹でした。

そりゃそうだ。
怒って当然。

 
指導員さんがその話をしてる時もヘラヘラしてたコムギ。
ほんとに申し訳なくて消えてしまいたい気分でした。
この子の脳みそは一体どうなってるの…
人の気持ちがわからなさすぎる。

クラス内では何ひとつ問題なくやってるし、
最近は手を出す事もなくなってるので実感が薄れてたけど
やっぱりアスペなんだなぁ。

今日の出来事を伝えてくれたのはあまり見かけない若い指導員さんですが
そのまま続けてコムギの普段の様子を話されました。

都合が悪ければ一切話を聞かない事。
反抗する事。
ルールを守らない事。
(上靴で乗ってはいけないところに乗る等)

ただ、常についておく必要があるわけではなく
何かあった時だけそういう状態との事。

1年生の時より2年生になってからのほうがひどくなってるけど
手を出す事は減ってるというような内容。
指導員さんが若干感情的になってると感じたので手こずってる印象でした。

 
私の被害妄想もあるかもしれないけど
この指導員さんの話し方から「しつけが行き届いてない」と言いたい雰囲気を感じました。
「○○は出来るようにしないと…」等の言葉があったせいだと思いますが。

これを聞いて「扱いがめんどくさい子」である事を話そうと瞬時に思いました。
「だから出来なくて仕方ない」とは決して思わないけど
言い聞かせたからといって簡単に解決しないという事を知ってほしくて。

と言えば聞こえはいいけど、私が言い訳したかったのが本音かな…
「毎日毎日めちゃくちゃ言い聞かせてます!」
「親として教えるべき事はしっかり教えてます!」
「しつけをしてないわけじゃないです!」と。

みっともない感情だな。

 
でも話をしようにもコムギに聞こえてしまう状況だった為
結局その若い指導員さんがコムギについて、
私は年配の指導員さんと話す流れになってしまいました。

年配の指導員さんに話を聞くと
たしかにその通りだけど、そんなにひどいわけじゃないという感じで
若い指導員さんの話し方とは温度差がありました。

この年配の指導員さんはいつもこんな感じ。
これまでほとんどこの指導員さんから話を聞いてきたので
私はこの指導員さんの言う事だけですべてを判断してきました。

学校でガマンしてる分ワガママが出てしまう場所でもあり
「他にもそういう子はたくさんいる」という事も何度も言われてます。

でももしかして他の指導員さんは捉え方が違う?

 
思い切って年配の指導員さんにコムギの発達や情緒面に問題がある事を告げてみました。
診断がある事や、障害名等の単語はあえて出してません。

この年配の指導員さんはそういった知識がない感じだったので
今まで伝えても仕方ないと思って言わなかったのが本音。

何よりクラス内では担任の先生が信じてくれないほど普通なのもあり
誰にどこまで伝えたらいいのか判断出来なかった部分もあります。

もし対応に困ってる指導員さんがいるなら遠慮なく言ってくださいとは話してたけど
そういう事はないと聞いてたのもあります。

ブログだけを見てると問題だらけのように感じるかもしれませんが
日常では「え?どこが問題なの?普通やん」というほどわからないタイプです。

 
で、いざそういう話を出してみると
「1年生の頃からそう感じてました」と。

え、えええ?!

話をしていて改めてわかったのは
その指導員さんは決して無知ではなく、私と感覚が違っただけでした。

 
どうやら発達障害に関する知識はある程度あるっぽい。
でも「話を聞いてあげよう」とか寄り添う系の対応に疑問を感じてるようでした。
厳しく指導するのが良いという持論があるようで。

専門機関に掛かってるという事もちらっと話したけど
「『寄り添ってあげよう』みたいに言われるでしょ?」と否定したいニュアンスで言われました。

なるほどね。
年配の方にありがちな考えの方なのかー…

 
若い指導員さんはコムギの行動に問題を感じてるけど
年配の指導員さんは「そこまで大したことない」と言う。

これを不思議に思ったけど、話をしていて2人の基準が違う事に気付きました。

年配の指導員さんは「社会に出る事に大きな問題はない」という感じの事を言ってたので
基準は「自立できるかできないか」なんだと思いました。
だから「そこまでじゃない」と言ってるんでしょう。

「パッと見でわかる障害かどうか」と言えばわかりやすいかな。
言葉は悪いけど「いかにも」じゃないから問題ないというような言い方でした。

 
でも若い指導員さんは明らかに困ってるような言い方で
「常にではない」「付きっ切りでなくても大丈夫」とは言ってたけど
何をどう見ても「困る事が多いです」「しつけてほしいです」というニュアンス。

たしかに「常にではない」です。
指導員さんも言ってたけど、基本的には楽しく意欲的に過ごしてるし
コムギが問題を起こすのは「本人なりの理由」があった時だけで
それ以外は好奇心旺盛な低学年男子でしかありません。
情緒も安定してます。

だからこそ難しい…
常にそういう状態であれば「いきいき」ではなく放課後デイサービスの利用も考えるし
衝動性が強いなら投薬も考える。
でも大半は他の子と何ら変わりなく普通に過ごしてるのが現状。

児童精神科の受診も一旦終了したくらいです。

手を出す事がなくなった今は「いきいき」で乗り切るつもりですが
私の希望は軽度の子がメインでSSTに力を入れてる放課後デイサービスがあるなら何が何でも通わせたい気持ちです。
まぁ、もし理想の放デイがあったとしてもコムギ本人は全力で拒否すると思いますが。

 
ここ数ヶ月は特に問題を聞かなかったので安心してたけど
やっぱり本質って変わらないんですね。

ひさしぶりにガックリきてます。

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