こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ユッチの言葉に号泣

コムギは感受性というものが欠けてます。

まわりで悲しい事があったり、
テレビで災害や事故や事件のニュースを見ても
泣いてる人を見て指差して笑うくらい鈍感です。

 
そんなコムギですが、数日前の夜寝る直前ユッチに

「コムギは死んでもいいけど、おかーさんは死んだらあかーん」

と、突然ヘラヘラ調子に乗りながらいじわるを言われ
号泣するという出来事がありました。

 
大人びてるように見えるユッチですが
意外にも空気が読めない部分があり、コムギの地雷をよく踏みます。

「何で今それ言う?!」みたいな事は日常茶飯事。
コムギが不機嫌で八つ当たり炸裂な時に油を注いだり。

まわりを見て行動してるように見えるユッチだけど
こういう部分だけはほんとに理解できません。

 
この時も前触れもなくそんな事を言ったせいで
コムギがいきなり号泣するという展開になりました。

コムギはそれまで普通だったのに突然悲しそうにワーワー泣き出して
「何でそんな事言うんよーーー!」と。

 
でもこの反応は正直意外でした。

怒りの感情しかなければキレて手を出してると思うので
ただワンワン泣くというのは何かしら感じたという事ですよね。

コムギにもそんな感情があったのか…

ユッチには重々言い聞かせたものの
人に何か言われて悲しそうにしてるコムギの姿が新鮮でした。

 
でも一通り泣いたらスッキリしたのか
わずか数十秒後には鼻歌を歌いながら何事もなかったかのようにケロッとして
「なぁなぁ、ユッチ~」と話し掛ける感じだったんですけどね。

この切り替えの早さは何?
さっきの涙は何だったの?
情緒不安定なだけだったのか?

基本根に持つタイプなはずなのに
記憶が欠落したかのように普通に接してました。

やっぱりわからん…

 
切り替えが早すぎる部分はよくわからないけど
この事から感受性云々より「共感力」という部分が欠落してるんだろうなぁと思いました。
だから他人の気持ちがわからない。
そしてこの部分はユッチも同じです。

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